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2013年3月17日

4172 緑内障を予測、網脈動脈狭窄 【米国眼科学会】

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緑内障を予測、網脈動脈狭窄 【米国眼科学会】
「全ての人は40歳時点で眼科の検査を」と学会

2013年1月8日 米国学会短信

 米国眼科学会(AAO)は1月2日、開放隅角緑内障(OAG)発症の早期予測につながる最新の研究結果を紹介した。網脈動脈の異常な狭窄がある場合、その後10年間のOAGの発生率が約4倍に高まると示したもの。学会が発行するOphthalmology誌に論文を掲載している。

 OAGは、緑内障のうち最も一般的な型で、世界に6000万人の患者がいるとAAOは説明する。症状が乏しいため、発見が難しいのが課題となっている。

 今回、オーストラリアのシドニー大学の研究グループは、2500人の網膜動脈を観察して、10年間のOAGの発症を調べた。

 その結果、網膜動脈が最も狭窄していたグループは、血管腔が最も広いグループと比較して、4倍の発症率となっていた。研究開始時にOAGの人はいなかった。ベースラインの特徴として、発症者には高齢、高血圧、眼圧が高い、女性が多いという点があった。結果は年齢、OAGの既往、喫煙、糖尿病などの関連因子で調整した。

 AAOは「全ての人が40歳の時点で眼科の検査を受けるべき」と推奨している。

【関連リンク】
Researchers Identify an Early Predictor for Glaucoma
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清澤のコメント:
http://www.aao.org/newsroom/release/20130102.cfm にプレスリリースはあるがophthalmology誌のどこにあるのか?2004年にブルーマウンテンアイスタディーで動脈の口径が緑内障眼は細いという論文は既に出ています。おそらくその10年後の比較出4倍の新規患者が出たという話の様ですね。
網膜の動脈が細いと言われれば高血圧性網膜症の特徴。静脈が逆に無といと見れば糖尿病の特徴と学生時代には習いましたけれど。普通は眼底写真のスクリーニングにはまず視神経乳頭陥凹拡大がないかを見て、丁寧に見るなら網膜神経線維層の脱落を見ますよね。
 まあ、此のグループも言ってますが、年齢と共に緑内障の有病率は増えるので40歳になったら一度は検診を受けていただくという意見には賛成です。

 ところで、先日お話を聞いた琉球大学の澤口昭一先生に、久米島スタディーの別釣りをいただきました。これもOphthalmology誌でした。又、読んで御紹介いたします。

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