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2013年1月27日

4016 社長、御社の「経営理念」が会社を潰す! という単行本です。

9784806145882
社長、御社の「経営理念」が会社を潰す! という単行本です。
白潟 敏朗 (著) 価格: ¥ 1,470

究極の「経営の本質」をタネあかしします。1000社以上の社長が実践し95%が大絶賛した「すごいしかけ」を公開。ということになっていましたので、アマゾンで発注し読んで見ました。単行本で238ページ (中経出版 2012/12/11)ですから、読むだけなら1日か2日あれば読めます。

清澤のコメント:これが実践出来れば、個人商店から法人らしい企業には変革ができそうですけれど、ここまでの社内改革を行うのは容易ではなさそうです。殊に、「この指とまれ経営」ということは、できる人でも、またできない人でも社長の社内運営方向と違う考えの人には退社(本書では卒業という言葉に置き換えていますけれど)を求めようというのですから、かなり強引な印象は否めません。それで正面突破が出来ればよいですが、それに伴うリスクは相当に評価しておく必要があります。いずれにしても、社長(経営のリーダー)が社員(職員)に求めるものがなんなのかを事前に明確に示したうえで組織の運営をすべきであって、それには「会社の存在意義」と「日々の業務にあたってのこだわり」を明文化しておくべきであるという提案には大変にうなずけるものがありました。
そのうえで、システムとしてこの仕組みを組織内に導入するには経営者としての相当の覚悟が必要であると感じました。

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以下が読書ノートです。

まず「経営がうまくいく3ステップ」を公開! と言っています。

1)会社には社長の大切な思いに合う社員と合わない社員がいる。そして成果をさせる社員と出せない社員がいるので、社員は4群に分けられる。この本の結論は社長の思いに共感し、成果の出せる社員だけにするということです。

2)そのためには社長の一番大切な「思い」「考え」が何なのかを明らかにしなくてはいけません。そのためには、まず経営理念を「当社は何のために存在するのか?」と言い換えると良いといいます。

3)経営理念を、社の「存在意義」に置き換えます。それは腹に落ちるものでなくてはなりません。(1)社長が自分で作る。(2)語尾は社が○○のために存在するとする。(3)3回寝かす。(4)単語にこだわる。(5)最終盤を幹部に見せる。

例:当社は人や企業の抱えるITシステムの悩みや問題を解決するために存在する。(ネットビー社)

そのメリット:存在意義に合わない社員が卒業してくれる。マネジメントストレスが亡くなる。全員の心が一つになり組織が活性化する。共感者が商品を購入してくれる。共感者が紹介・協力をしてくれる。

4)社長のこだわりは何か?
次に、社長の大切な「思い」、「こだわり」は何かを明らかにする。たとえば「同じミスをしない。失敗例から学ぶ」など。「こだわりとは」会社の存在意義を体現するために社長が経営するうえでこだわっていること。トヨタのトヨタウェイなど。
まず20以下の「こだわり一覧」を作り、「こだわる心」を書きたし、「ブー・グー例」をつけて、「完成版」とする。
このこだわりは(1)基本的考え方は「プラス思考」や「素直」など、(2)「マナーと掟」は「笑顔で対応」など、、(3)「スキル」は「話す力」や「マネージメントスキル」と3つに分けられる。
こだわりの活用はカードにまとめ、ホームページなどにも公表する。それを作るメリットは「存在意義」を体現しやすくなることと、共感の度合いが検証できること。管理職のマネージメント力も強化されます。この「こだわり集」は、教育研修や社内テスト、人事評価にも利用されます。

5)「この指とまれ経営」はこう実践する
狙いは(1)「合う」社員オンリーの経営を目指すこと。(2)「合わない」社員に卒業してもらうこと、だといっています。
「この指とまれ経営」を進めるポイントは、1)準備段階「存在意義とこだわりの作成フェーズ」と、2)実践段階「存在意義とこだわりの浸透・実践フェーズ」にわけられます。
ポイント1、進めながら徐々に社長の後ろ向きなストレスを減らして行く。ポイント2、リスクを低減しながら進める。ポイント3、いきなり解雇ではなく3パターンの社員に合わせて進める。

この指とまれ」経営の準備 準備1、リスク分析。準備2、「存在意義」と「こだわり」の作成、準備3、全社員での読み合わせ。準備4「この指とまれ経営宣言」。準備5「合わない」社員が自発的に”卒業”する。社内に社長以外の「こだわり」伝道師を置く。職員採用時には、この点に「こだわる」会社であることを明確に宣言し、合わない人が入社するのを防ぐ。

シンプルな
仕掛け1、部門メンバー全員で5分ミーティングし「1日1こだわり」を実践する。
仕掛け2、本気でこだわりを語ろう会(本こだ、月に一度2時間)を開く。
仕掛け3、こだわり大賞の授与。

こうして社長の「好き嫌い経営」を「この指とまれ経営」に換えてゆこうというのがこの本の結論でした。

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出版社からのメモ:

「経営理念」がすでにあったとしても、社長の“おもい”や“考え”が 浸透していないと、社員は動きません。
それに、社長のゆずれない“おもい”や“考え”に賛同しない社員は、時間とお金をかけて人財育成しても期待どおりには育ちません。

ではどうすればいいのか――
その究極の処方箋が本書で紹介する
「この指とまれ経営」です。
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