お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2013年1月24日

4004 症状様々「眼瞼けいれん」

ーーー1月22日朝日新聞記事から引用ーーー
無題

目・まぶたに異常 これ何?
症状様々「眼瞼けいれん」(⇒朝日新聞社のこの記事のページにリンク

 目がしょぼしょぼして、まぶしい。まぶたを自由に動かせず、目が開かなくなることも。眼瞼けいれんという病気かもしれない。40歳以上の女性に多い。ドライアイや不安、不眠など自覚症状が様々で、診断が難しく、「目の疲れ」や「心の病」と誤診されることも少なくないようだ。

 東京都練馬区の看護師、平田初枝さん(65)は、眼瞼けいれんと診断されるまで25年かかった。大学院を含め、20施設近くに通院。病名は「ドライアイ」「重症筋無力症」「パーキンソン病」と次々変わった。

 発症は38歳のころ。目がしょぼしょぼし、まぶたが思うように開かなくなった。疲れ目かと思ったが、症状は悪化。目が突然閉じてしまうようになり、57歳には勤め先を辞めた。

 眼瞼けいれんは、40歳以降に発症しやすく、女性に多い傾向がある。日本眼科学会によると、患者数は少なくとも推定20万~30万人。脳の一部の異常が原因のようだ。抗不安薬や睡眠薬の副作用で若い人に起こることも報告されている。

 全国の患者らで作る「眼瞼・顔面けいれん友の会」代表の東海林雅子さんは「病気自体も苦しいのに適切な診断や治療を受けられないつらさを経験している人は多い」と話す。

 井上眼科病院(東京都千代田区)の若倉雅登名誉院長の調査では、患者78人の過去の診断名が正確だったのは2割以下で、「ドライアイ」「異常なし」「自律神経失調症」などと誤診されていたという。「けいれんといってもピクピク動くことはほとんどない。病気がきちんと理解されていない面がある」と若倉さん。自律症状は大きく分けて三つ。一つは目が自由に開けられなくなる運動障害。これに、まぶしさや目の乾きなどの感覚過敏、抑うつや不安などの精神症状が加わる。

治療法は? まぶたに注射が基本

 日本神経眼科学会の診療指針では、問診のほか、まぶたを早く、強く開閉するテストなどで診断する。最低10秒間、軽い瞬きを繰り返せなかったり、目のまわりの筋肉が勝手に動いたりすれば、この病気の疑いが強いと診断される。

 治療は、まぶたの筋肉にボツリヌス毒素を注射して、まひさせる対症療法が最も有効だ。9割近くで効果が見られる。ただ、公的な医療保険が適用されても1回2万円近く、2、3カ月ほどで効き目が切れる。

 重症なら、まぶたの皮膚や筋肉を切り取ったり、顔面の神経を切断したりする手術を行うこともある。

 けいれんを誘発しやすい短い波長の光を遮る眼鏡も効果がある。眼鏡の専門店などで購入できるが、医師の処方箋が必要。まぶたを開けやすくするピンが付いた特殊な眼鏡もある。

 清澤眼科医院(東京都江東区)の清澤源弘さんは「現状ではボツリヌス治療が基本。必要に応じて、抗けいれん薬などの飲み薬や外科治療を組み合わせる。重症になる前に早めに受診を」と」話す。                       (阿部彰芳)
                                      
■ひょっとして眼瞼けいれん?
・屋内でも、まぶしい
・常に目が乾く、しょぼしょぼする、痛い
・人ごみで人やものにぶつかりやすい
・危険を感じるので自転車を運転したくない
・指で目を開けなければならない時がある
・片目をつぶってしまう
・よく眠れない。不安や抑うつを感じる
(岩倉雅登・井上眼科病院名誉院長による)
ーー引用終了ーーー

Categorised in: 未分類