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2013年1月21日

3994 ドライアイの新しい治療戦略TFOTtear film oriented therapy(横井則彦先生)を聴きました

ドライアイの新しい治療戦略TFOTtear film oriented therapy というのが京都府立医科大学の横井則彦先生のお話です。聴講ノート(準備中)

ドライアイというのは様々な要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患

まずリスクファクターがあり、それをもとにしたコアメカニズムを生じて、症状を発症する

ドライアイに対する日本での一般的な対応は水分の補充と消炎である

様々な涙液層のブレークの形があり、その各々を説明する。

1)スポットブレーク(比較的大きなブレークの面がすぐに見える):これは角膜表層でスポットを形成する部分の水濡れ性の低下がその本体である。だから涙液層をいじっても仕方がない。角膜表面自体の治療が必要である。

2)エリアブレーク(角膜全体に広がる点状の染色):涙(水)が圧倒的に足りないということ。上下涙点へのプラグが必要。エリアブレークが全体に起きているということは、上瞼が上のメニスカスで引っ張って涙液を塗りつけようとしても涙の水層がそもそも無いということである。
メカニズムには水分の減少、蒸発の亢進、機械的な上瞼と角膜の摩擦増加がある。プラグで涙液を補っても、涙液のクリアランスが悪いのだから貯まる目やにの処理や、防腐剤の濃縮による角膜障害の話が出てくる。

3)ラインブレーク(縦に引っ掻いたような平行線状の破綻):涙液の量が少ないために、上瞼が上に涙液を引っ張ると下のほうの涙が足りなくて下方にブレークを生ずる。ジクアスで治療しても6か月ほどかかることがある。

4)ランダムブレーク:これは涙の水層の量はあるということなので薬は何でも効くはず。

これらの所見が角膜の下方に限局化してくるなら、その患者の点眼へのコンプライアンスはよくて回復中だということ。

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聞いていたときは良く解った気がしたのですが、人に伝えるにはもう一息。再度スライドをひも解いてみます。

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