お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2013年1月20日

3991 幸せな人は10年長生きする (坪田一男先生)を聴きました

photo_6

東京眼科アカデミーでの坪田先生の講演の聴講ノートです。証明されたいくつかのアプローチ
1、ご機嫌な人と付き合う
2、よく笑う
3、少し(年収600万程度に)経済的に豊かになるのが良い。
4、体調管理が大事、よく眠ること
5、自分の強みを新しい方法で生かすこと。
6、スリーグッドシングス その日にあったことでよかったことを3つ書き留めておけ。それが物事を明るいほうから見る癖を作る。
スリーグッドシングスあたりから早速試してみましょう。効果が出そうな予感がします。
ーーーーーーー
長い間幸福はサイエンスの対象とはなりにくかった。それは幸福を測ることが客観的に難しく、サイエンティフィックなアプローチが難しかったからだ。

演者は「ご機嫌だからうまくゆく」という路線でやってきたが、

ダニエルカーンネマンは人は50万円を得るときの喜びよりも50面炎を失う悲しみのほうが強い、つまり刺激と感情がりネアな関係ではないといった。

幸せな人のほうが病気にもなりにくいようだ。

人生を楽しんでいることが必要なのだ。
たとえば、遺伝子にアルツハイマーの素因があっても、遊んで育てられた(enviramental enrichment)ネズミはアルツハイマー病になりにくい。

証明されたいくつかのアプローチがある。
1、ご機嫌な人と付き合う
ご機嫌な人はそのような背う閣の人出集団を作る。

2、よく笑う
 笑筋と脳は互いに働きあう。

3、少し(年収600万程度に)経済的に豊かになるのが良い。
(ミゼラブルミリオネアとハッピーペザントの例)

4、体調管理が大事、よく眠ること

5、自分の強みを新しい方法で生かすこと。

6、スリーグッドシングス その日にあったことでよかったことを3つ書き留めておけ。それが物事を明るいほうから見る癖を作る。

幸福な人は10年長く生きられる。

日内のリズムが大切、
不幸な人はドライアイを感じやすい。
幸せに影響する最大因子は
1)上司の性格であり
2)睡眠の質と量である

変な時間配分で光にあたってサイクルを壊すとムードが悪くなり、物覚えも悪化する。
この睡眠がブルーライト(波長380-495nm)への暴露に直接関連している。

近年普及しているLED(省電力には有効だけれど)にはこのブルーライトの成分が多く含まれており、スマートフォンやPCタブレットにはこの技術が使われている。
光の直視による眼への影響と、サーカディアンリズムの乱れがともに悪影響を与える。

2005年のサイエンスの10大ブレイクスルーの中にはガングリオニックフォトリセプターの発見が入っていた。これは網膜神経節細胞の中に光受容作用をもつものがあるという話で、感じる光は460nm]つまりブルーライトなのである。

メラトニンの分泌などを考えると、夜はPCの使用は控えるべきかもしれない。光の量は距離の自乗に反比例だから、スマートフォンもよくないかもしれない。

まとめ、
食と運動に加えて「ご機嫌を選択すること」は健康にとって重要なことがわかってきた。
食と光によってコントロールされるサーカディアンリズムは特に注目を浴びており、慶応ヘルスサイエンスとしても真正面から取り組んでゆきたい。
ーーーーーーー
清澤のコメント:証明された6つのアプローチは意図的にやってみたくなりますね。
指圧の名人がその昔このようなことを言っていたような気もします。

話を理解するのに必要な単語としては、
1)ガングリオニックフォトリセプターとは?光感受性神経節細胞のこと:

:光感受性神経節細胞は、固有の視物質であるメラノプシンを持つ。このことにより、桿体や錐体とは独立に光を検出することができる。この細胞は網膜視床下部路(retinohypothalamic tract)を通じて視交叉上核(suprachiasmatic nucleus, SCN)に投射し、概日周期の設定や調整に関与する。この系はナメクジなどの無脊椎生物由来のものらしい。
このやや詳しい話は(こちら⇒哺乳類の体内時計の光センサー細胞の進化的起源の解明)でも読むことが出来ます

2)メラトニンとは:こちらはもうすこしシンプルな話です。

メラトニン(英: melatonin)またはN-アセチル-5-メトキシトリプタミン(N-acetyl-5-methoxytryptamine)は、動物、植物、微生物で見られる天然の化合物である。動物ではホルモンの一つで脳の松果腺から分泌される。メラトニンの血中濃度は1日のサイクルで変化しており、いくつかの生物学的機能に概日リズム(サーカディアンリズム)を持たせている。ヒトでは、メラトニンの血中濃度は昼に低く夜に高く、睡眠と関連している。夜行性の生物の場合も同様なリズムを示す。

メラトニン受容体の活性化の他、強力な抗酸化物質としての役割や、核DNAおよびミトコンドリアDNAを保護する役割も持つ。

アメリカでは栄養補助食品サプリメントとして販売されており、一般薬局で誰でも容易に入手することができる。メラトニンは不眠治療に用いられるほか、時差ボケの解消にも利用されている。

今日はここまでということで、失礼いたします。

Categorised in: 未分類