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2013年1月16日

3849 《この時季、気になるこの症状―雪眼炎》 夕刊フジ1月16日の紙面より

《この時季、気になるこの症状―雪眼炎》

◆【雪眼炎の症状と経過】◆
《症状》
★目が痛くて開けられない
★涙が出て止まらない
★結膜(白目)の充血
★目がゴロゴロする
《経過》
★雪のある場所に裸眼で長
時間いた後に発症する
★夜間に発症する
★翌日には症状が治まる

雪眼炎

 ウインタースポーツの季節。スキー・スノボーや雪山トレッキングに出かけるなら“雪眼炎(雪目)”に要注意。冬は紫外線量が少なくても、晴天の雪面の反射は強烈。長時間浴びると、当日の晩に激しい目の痛みに襲われる。対策が必要だ。

【角膜が日焼け状態】
 太陽(自然光)の紫外線で目の角膜障害を起こすのが“雪眼炎”。溶接など人工光の紫外線で起こるのが“電気性眼炎。”どちらも同じ病態だ。
 清澤眼科医院(東京・南砂町)の清澤源弘院長=写真=は「いわゆる目に起こる“日焼け”症状」と説明する。
 「ゲレンデなどで紫外線の強烈な照り返しを裸眼で長時間浴びると、角膜(黒目)表面の上皮細胞が傷ついてはがれ落ちてしまうのです」
 ただし、夏の肌の日焼けと同じで症状出現までにタイムラグがある。日中に雪景色をたっぷり満喫して4、5時間以上たってから。夜、急に目が開かなくなるという。
【ひとまず応急処置を】
 「真っ赤に充血して、強烈な痛みで涙がボロボロ出て止まらない。初経験の人では何が起きたのか分からず、怖くなってパニックになるほど」
 でも、そこは冷静になるのが肝心。旅行先や深夜では眼科の救急受診ができない場合が多い。状況から雪眼炎が疑われるなら、応急処置でひと晩様子を見てもいい。
 「市販の鎮痛薬(アスピリンなど)でいいので服用して、アイスバックなどで目を冷やす。目を擦ったりしないように。市販の目薬は点けてもいいが効果はない。雪眼炎であれば時間経過と共に良くなり、24時間内には症状が消える。翌日も強い症状が続くなら必ず眼科を受診して下さい」
 鑑別が必要な病気には、流行性結膜炎(はやり目)や異物混入、ヘルペス性角膜炎などがあるという。
【UV防具が必須】
 眼科の検査では、黄色い染色液を目に付ける“フルオレセイン染色の角膜検査”を行う。雪眼炎では、角膜の傷の凸凹部分が緑色に発光するのですぐ診断がつく。
治療は、痛み止めの麻酔点眼薬、角膜保護のヒアルロン酸点眼薬、感染予防の抗生物質の軟膏などが処方される。眼帯をするので、普段、コンタクトレンズを使っている人は眼鏡に代える。
雪眼炎の予防対策は言うまでもないが、紫外線(UV)カット機能のあるサンブラスやゴーグルの着用に尽きる。
「たとえUVカットできる眼鏡やコンタクトレンズを着用していても、積雪のある場所に長時間いるようなら危険。その上にさらに防具を付けることが大切です」
紫外線の目の照射ダメージは長年蓄積すると、加齢黄斑変性や白内障の発症リスクになる。目に見えない紫外線対策は冬場もシッカリ備えよう。
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この記事は 
(1)日光反射するゲレンデで“雪眼炎”に注意! 紫外線で角膜に傷 として(イザの記事にリンク)

(2)【気になるこの症状】日光反射するゲレンデで“雪眼炎”に注意! 紫外線で角膜に傷 としてZAKZAKにも出ています。(記事にリンク

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