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2013年1月10日

4963 南東北グループの挑戦;読書録

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渡邉一夫先生は「すべては患者さんのために」を医療理念として掲げ、それを大きく具現化してきた南東北病院グループの総長です。その先生から私は開業の時に特にお願いして「すべては患者さんのために」の額をいただいて居り、当医院にずっと掲げています。その渡邉先生から1月5日には新しい御著書をお贈りいただきました。
一医師の人生から見えてくる医療の未来といった内容の御本です。
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渡邉一夫先生は、福島県、宮城県、青森県の東北3県を基盤として東京・川崎にも病院・診療所・介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・身体障害者療護施設などの施設を展開する南東北グループの理事長です。福島県須賀川市の御出身で、1971年福島県立医科大学医学部卒業し、その脳外科に入局しますが、やがてより先進的な顕微鏡下手術の習得を目指し周囲の反対を押し切って秋田大学に移られます。その後、1979年高知市長尾病院脳神経外科部長を経て、1981年には開業医として南東北脳神経外科病院を開設されます。1984年財団法人脳神経疾患研究所を興して理事長に就任されます。

私も、東京医科歯科大学にいたころ非常勤の医師としてこの病院にお世話になったことが有ります。その当時の印象として、対外者に対する応対など病院職員への躾がきちんとした病院で有ったとの印象が有ります。

 その後も病院グループは目覚ましい発展を続けて現在に至っています。先生の謦咳に接しながらも、今まで知りえなかった現在までの経緯を著された本書は私にとっても非常に貴重なものです。

 殊に、ほかの大学で学ぶということが旧い医学部医局の体勢の中で如何に難しいことであったかという下りには殊に心を打たれました。また、私の恩師でもあり、大学院で神経眼科を学ぶ中で仙台市江南病院の脳外科回診を数年にわたって見学させていただいた東北大学脳外科の鈴木二郎先生と渡邉先生との確執と和解の場面も、そうであったかと感ずるものが有りました。

[目次]は次の通りです。

私の原点―学生運動;
生い立ち;
医学生時代;
大学病院時代;
開業;
試練と和解;
拡大と躍進;
民間初の陽子線治療;
東日本大震災;
三十年、そして新たな地へ;
あとがきに代えて―医療従事者に伝えたいこと

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