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2012年12月30日

3930 CFF中心フリッカー感度とは?と聞かれました。

質問;
年末に質問してすみません。仕事最後の日に考えてしまうことがありご相談します。

中心フリッカーの検査ですが、病院のフリッカー測定器は赤・黄色・緑の3色があります。先輩からは「赤色で検査してね、片眼3回測定して、その結果を1~3回まで数値記載用のハンコをカルテに押して記載してください」と教わっていたのでその通りに検査してました。昨日、先生から「このフリッカー結果の1は赤色、2は黄色、3は緑色の結果なの?」と聞かれたので「赤色で3回測定した結果です」と答えましたら「これって同じ色で数回測定するのね」と言われました。
先輩は辞めてしまい検査について質問できる人がいないのでここに辿りつきました。先生すみません、正しい検査方法について教えて頂けたら助かります。

2012-12-29 18:53:38 返信編集

お答え:
機械には
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(1)質問者が使っているタイプで3色が測れるLED式のものと、

formこれがその記録用紙ですが、

近大式
(2)近畿大学式という光源を覗き込む一色型のもの、そして

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(3)ゴールドマン視野計に着いたもの(これはアームの先に色キャップをつけるので城と3色も測れます)などがあると思います。

近畿大学眼科・中尾雄三教授によると、 視神経炎の特徴は、 1). ちらつきが判りにくくなる。このために、フリッカー値が低下する。 2). 赤と緑が判りにくくなる。(以下略します) で、 中心フリッカー値(CFF)は正常なら35Hz以上だが、35Hz以下が視神経炎とされています。

しかし、多少調べても色ごとの正常値はどこにも出てなくて、東京医科歯科大学では前の教授時代から白視標のV-4でGP視野を図る人全員にサービスで測って来たようです。英語のwikipediaにも照度や色によっで正常値が違うと書いてあるだけで、各色での正常値は示してありませんでした。であれば、私が以前別の大学でやったように正常値は自分で自分の外来の正常値を10人程度で調べていただくということになります。

 私はあまりCFFにはこだわらず、今は実際にはほとんど使わないのですが、眼科の検査法をまとめた本がありますから、その本でこの検査のページを開いてみてください。おそらく標準的にこれという測り方は書いてないような気がします。値は上昇法と下降法でも違います。

この検査は保険点数表にも収載されてないので、視神経炎などに測定することには反対ではないですが、どこでも誰でも使わなければならないという標準的な検査ではありません。、

しかし、視力のわずかな低下が、軽い白内障か?視神経疾患か?を見分けて見るなどの場合には有効だと思います。わたしはむしろタカギのグレアテスターを最近入手したのでこれで空間周波数曲線を見ています。CFFが時間周波数のカットオフ値を見ているのに対して、タカギのグレアテスターは空間周波数特性という網膜視神経の似た機能を見ていますから。

さて新年からどうしようか?ということですが、どの色のフリッカーを見ましょうか?(3色を3回ずつほしいですか?)と今の上司の医師に聞いていただくのが良いでしょう。検査員との問答を聴くところでは、この眼科医もCFFはそれほど重視してはおいでではないように感じました。

休み明けに本も見直して返事を追加しましょう。

2012-12-30 00:20:31 返信編集

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