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2012年12月10日

3880 世界経済の潮流は変わった?

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良く解らないのですが、日本の総選挙を前に、ヨーロッパの銀行危機が峠を超えたとか、あるいは金価格がトレンドを変えたとかといった新しい世界の動きを予測する記事がこのところ見受けられます。

1)欧州の銀行は最悪期を脱した=米モルガン・スタンレー 2012年 11月 21日

「同社アナリストのヒュー・バン・スティーニス氏は、20日発表の「2013年の展望」リポートで「われわれが銀行のデレバレッジ(貸し出しの縮小)や再編を進めて約4年になるが、最悪期は脱した可能性がある」と述べた。同リポートでは、このほか、一部銀行の業績安定につながる可能性がある海外資産の処分を各行が、どの程度進めているかについて、市場は理解していないかもしれないと指摘している。」

2)
米ゴールドマン、2013年の金価格見通しを引き下げ

「ゴールドマン・サックスは5日、2013年の金価格の見通しを引き下げた。米景気回復に伴う実質金利の上昇により、米連邦準備理事会(FRB)による追加緩和の影響が相殺され、金価格は2013年に反転する、との見方を示した。

ゴールドマンは、現在1オンス=1700ドル近辺の金価格の3カ月、半年、1年先の見通しを、1825ドル、1805ドル、1800ドルにそれぞれ引き下げた。

ゴールドマンはリポートで「中期的に金価格の見通しは、FRBによる追加緩和と、米景気回復を背景とした実質金利の上昇という2つの拮抗する要因の影響を受ける」と指摘し、「米経済成長の見通し改善は、FRBによるバランスシート拡大の影響を上回り、2013年に金価格は反転する可能性が高い」との見方を示した。
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清澤のコメント:
 これまでの世相観測では、ヨーロッパ経済破綻の接近や日米経済の一層の冷え込みばかりが強調されていたと思うのです。しかし、このところ上記の2記事の様に、ちょっと変わった希望的な分析が見られ始めた気がします。
 その文脈の中での「米景気回復に伴う実質金利の上昇」というフレーズなのですが、ある人は「実質金利の上昇は各国国債の暴落を意味し、それがさらには多くの国債を保有する各国銀行の破綻につながる」という超悲観的な予測を立てていました。
 私は、いまだに結末としてのハイパーインフレという悲観的な予測から逃れられないでいるのですが、もし世界の潮目が本当に変わったならばそれはそれで大変なことです。

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