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2012年11月16日

3799 「困った患者」の実態はこれだ:という記事です

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モンスターペイシェントという言葉が使われるようになって久しいのですが、そのような事案が今月の会計事務所からのニュースレターに取り上げられています。

患者さんは体だけでなく心も病んでおりますから、診療側が一渡りの説明をしたから良かろうと思っても、不安が強く納得していただけないことが稀ならずあります。それが記事でいう「職員と患者のコミュニケーションの行き違い」なのでしょう。殊にボトックス注射や涙点プラグ挿入、特殊な採血や病理組織診断などの高価な診療行為については、施行前に金額も含めた利点と欠点の説明を職員から行い、状況に応じて同意のサインをいただく様にしています。「値段が高いので、その治療は遠慮します。」というのはもちろん了解いたします。

当医院では幸い治療費を踏み倒した患者さんはほとんどおいでではありません。しかし、年度替わりの頃などには実は詐欺行為なのですが、稀に、退職や転職でそれがすでに無効になっている保険証を提示して診療を受ける患者さんがおられます。診療所の窓口ではその日にはわかりませんし、本人は二度と受診するつもりがないから追いかけてはくるまいとお考えなのかもしれませんが、支払基金側では当然のことながら被保険者でなくなった方の診療費の(7割の)支払いはしませんので、後日その行為は必ずばれます。このような例は詐欺罪での刑事罰の対象にもなりかねませんので、決してなさらないでください。

医院に提示していただく保険証は必ずコピーではなく実物でなくてはなりません。コピーでは現認したとは認められません。それは退職時には保険証原本が回収されるのですが、コピーは残せるからです。このような場合にいったん100%で本人から支払われた医療費は、その月の中で保険証原本を提示された場合には本来の本人の支払い割合に応じて公費分を支払戻すことが出来ます。

ーーー記事の引用ーーーー
日経メディカルが医師1,015 人を対象に行った調査にて、77.2%の医師が2008年以降に患者やその家族からのクレームや迷惑行為を「経験した」と回答しているとのことです。

多くの医師が患者トラブルを経験している実態が明らかになったのと同時に、クレームや迷惑行為を起こす患者像が多様化していることが浮き彫りになっているようです。教育現場で常識を度外視した要求を繰り返す「モンスターペアレンツ」が問題になっていますが、医療現場でもそれに似た自己中心的な患者が出てきているようです。

「困った患者」の実態はこれだ

では、具体的にはどのような困った患者が現れているのでしょうか。

(1)偏った情報で勝手な自己診断をしてしまう
(2)付いてくる親が、度を越した過保護プラスわがまま
(3)「軽症だ」と診断しているのに過剰な治療を要求
(4)経済的な理由で検査や治療を拒否&治療費を踏み倒す

これらのクレームは患者側にも大きな問題があると思われますが、日常的なクレームの多くの要因は職員と患者のコミュニケーションの行き違いから起こります。

すべての問題の根底にあるのは「人」。病院というデリケートな現場だからこそ、コミュニケーションにはより多くの注意を割いておきたいところです。

| 医療・福祉 | 更新日:2012.11.15

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