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2012年10月24日

3746 緑内障、点眼治療は中断率高し‐40代男性は4人に1人が中断:という記事が出ています

緑内障、点眼治療は中断率高し‐40代男性は4人に1人が中断

10月2日、ファイザー株式会社が行った緑内障患者を対象にした調査により、点眼による治療は中断率が高いことがわかったというプレスリリースの記事が複数のネットページに引用されています。

調査対象は40~60代の緑内障患者900人。緑内障は一生にわたって治療が必要とされるが、治療の中心となる点眼治療の継続率はこれまで高く、中断者は少ないと考えられていた。
しかし今回の調査の結果、自己判断による点眼治療の中断率は18.7%であり、特に40代男性の中断率は4人に1人いることが分かった。これにより治療を継続する人は年代・性別によってバラつきがあり、治療継続率が決して高くない実態が明らかとなったのだ。

中断期間について、点眼治療中断者の44.6%は1年以上中断しており、その平均中断期間は4.5年。これは点眼治療中断者の半数近くが、視野欠損進行のリスクにさらされているということになる。中断をする原因として、点眼治療中断者が点眼治療継続者と比べて疾患・治療への理解度が不足していること、それが中断につながっているのではと示唆される。

対象者全員に「疾患(緑内障)について知っているもの」を調査した際、「視神経の細胞が死んでいく病気であること」、「緑内障が中途失明の原因である第一位の病気であること」、「強度近視の人は発症する可能性が高いこと」について点眼治療中断者は点眼治療継続者に比べ理解が低かった。

しかし治療中断者にだけ責任があるわけではなく、医療従事者にも否があることも考えられる。 「医療従事者から点眼治療中断によるリスクについて説明を受けた経験」に「ある」と答えた点眼治療継続者は44.5%だったことに対し、治療中断者は半数以下の29.2%。さらに治療中断者が治療中断により、”医師から視野欠損が進行した可能性がある”と指摘された人はわずか8.3%だった。

参照元:【ファイザー株式会社-緑内障の治療実態-服薬アドヒアランス向上に向けて】
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2012/2012_10_02.html
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清澤のコメント:そうなのです。せっかく緑内障との診断が付き緑内障の治療が始まっても、数回も受診が続かず、ドロップアウトしてしまう人が結構多いのです。当医院では年に一度くらい緑内障治療薬を処方した事の有るカルテを抽出して、明らかにドロップアウトしたと思われる患者さんを探しています。あまり追いかけすぎにならぬ様に注意しながら、郵便をお出ししたりすることもありますが、その方々をもう一度治療の場に呼び出すことはかなり困難です。それでもそのような働きかけに答えていただける場合もありますので、気長に対応してゆこうかとは思っておりますが、基本的には上の記事のような問題が大きく立ちはだかっているのでしょう。

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