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2012年10月23日

3743 地震予知失敗、専門家ら禁錮6年判決…イタリア:ですと。

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地震予知失敗、専門家ら禁錮6年判決…イタリア

日々多くの興味深いニュースが飛び込んでくるのですけれど、このニュースもそんな一つです。この地震で家族を失った方々としては安易な安全宣言を出すことは許しがたいのでしょうけれども、地震予知担当者を禁固刑にするというのはまああり得ない判決です。
 控訴審では覆るのでしょうけれど、何ともすざましい判決です。しかし、人々がパニックになるからという意識で住民をなだめようという意図があったとすればそこには問題があります。福島の原子炉のメルトダウンが推測されていたのに、それを即時にあえて公表しなかった東京電力や政府の対応にも似たものがあると感じられます。

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科学者らに求刑上回る禁錮6年=地震警告失敗で有罪判決―伊地裁

時事通信 10月23日(火)0時35分配信

 【ジュネーブ時事】イタリア中部ラクイラで2009年4月に死者309人を出した大地震で、事前に住民に警告しなかったとして過失致死罪で科学者ら7人が起訴された裁判で、ラクイラ地裁は22日、全員に禁錮6年の有罪判決を下した。科学者らの判断が「不正確かつ不完全、矛盾に満ちている」と指摘。検察側求刑の禁錮4年を上回る厳しい判断を示した。
 地元メディアによると、被告弁護士の一人は「判決は信じられない内容だ」と述べ、控訴する意向を明らかにした。

 裁判は技術的に困難な地震予知をめぐり、科学者らに責任を問えるかどうかが争点となった。世界各国の5000人を超える科学者らが「科学を裁くことはできない」「専門家は責任追及を恐れ地震リスク評価に協力しなくなる」と批判していた。

 訴えられたのは、自然災害リスクを評価する政府市民保護局の委員会メンバーだった著名地震学者、地球物理学研究機関のトップ、同局幹部ら7人。ラクイラで続いていた微震のリスクに関し、地震発生6日前に「危険はない」と公表、住民が逃げ遅れるなど甚大な被害を招いたとして11年5月に起訴された。

 検察側は7人が「不完全かつ的外れで犯罪に値する誤った評価」を行ったとして責任を追及。地震予知ができたかどうかが問題ではなく、中世の歴史的建造物が残るラクイラが地震に弱く、住民へのリスク警告を怠った責任があると主張していた。 
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