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2012年10月23日

3741 “眼の疲労”が原因の頭痛:だそうです

<『みんなの家庭の医学』おさらいニュース>“眼の疲労”が原因の頭痛

という記事が出ています。その内容にご興味のある方にはその本文を参照していただくとして、その要点を拾ってみましょう。(元記事の出典

zu_kussetsutochousetsu(毛様体筋とはこの部分という図です:出典

ーー上の記事の要点ーーー
 パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を長時間使っていると激しい頭痛に襲われるというケースがある。この症状は「眼」が原因で起こっている可能性がある。今回の朝日放送『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』(毎週火曜午後8時放送)とORICON STYLEがコラボして作る“おさらいニュース”は、眼からくる頭痛がテーマ。

眼が原因の頭痛はなぜ起こるのか、梶田眼科の梶田雅義院長が解説する。

■頭痛の要因のひとつ 日常生活に潜む「眼の疲れ」

 人間の眼は、物を見るとき「毛様体筋」という筋肉でピントを調節している。毛様体筋は自律神経によりコントロールされていて、何も考えず何を見るでもなくボーっとしている時は、だいたい1m先にピントが合っており、この状態を“調節安静位”という。

 “調節安静位”よりも近い距離にピントを合わせる時は、身体を安静に保つ副交感神経が働き、逆に遠くにピントを合わせる時は、身体を活動的にする交感神経が働いている。普段、私達が仕事や趣味でパソコンや携帯電話を見ている時の距離はだいたい1m以内なので、眼は副交感神経が優位になるが、身体は仕事や趣味に対し活動的になるため交感神経が活発となる。こうした眼と身体の“せめぎ合い”の状態が続くことによって自律神経のバランスが崩れ、頭痛などを引き起こしてしまうのだ

■眼の疲労を軽減するには…?

自律神経を健全に保つには、眼と身体がバラバラではなく、同じ交感神経優位の状態にすればいい。具体的には上記で説明した調節安静位の位置を、自分と見ている画面の間にくるようにメガネやコンタクトレンズで調節する。そうすると、パソコンや携帯の画面は調節安静位の向こう側、つまり交感神経が働く距離となるため、眼と身体の自律神経の状態が一致する。そのため、眼にかかる負担が大幅に軽減されるという。

 また、梶田院長は眼精疲労からくる頭痛を予防するためにも「自分が一番長く見る距離に合わせた眼鏡やコンタクトを使用することが大切。このような眼鏡の処方は、眼の調節の状態に配慮が必要」と指摘。そのためにも、眼の調節の状態を詳細まで調べる“調節機能解析装置”という機器を備えている眼科に相談することを薦めている。
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清澤のコメント:さすが調節と眼精疲労の専門家の梶田先生のコメントです。「眼と全身の自律神経の優位な方向を合わせる」というところまでは、普通の眼鏡処方では考えぬことが多いと思います。
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上記の調節機能解析装置は自動屈折計(オートレフラクトメータ)を連続的に記録するように改造したような機械です。残念ながらそれを私は持っておりません。その、開発に梶田先生は深く関与されておいでですが、強い眼精疲労を訴える患者さんではその調節が不安定で大きくぶれているというデータを梶田先生からは何度か見せていただいたことがあります。確かに、私のところから依頼して、眼の緊張をとる点眼薬を与えて、過剰な調節を解除し、その状態にあう眼鏡を処方するような治療をしていただき、良い結果が得られた眼精疲労の患者さんもおいでです。

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