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2012年10月11日

3710 「自画像★2012」@ギャラリー58 が銀座で行われているそうです

東京・銀座のギャラリー58で「自画像★2012」展を見てきました。

顔瞼・片側顔面けいれん患者友の会の後、若倉先生と取材に見えた朝日新聞の若い記者さんと共に地下鉄の駅まで歩き、そこで別れて銀座へ。銀座にまだこんなエレベータもない4階建てのビルが残っていたんだ!と思う様なぼろビルです。会場は本当に小さなギャラリー。58と言うのは1958年から立っているということでしょうか。

上下に83歳の自分と1歳時の写真を配した池田龍雄の作品が最もその存在感を主張していました。他の作品の多くは小品でした。池田画伯の作品の画像は下の秋山祐徳大子のブログで見ることができます。(2012,10,13 19:00追記)
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自画像★2012 [展覧会]

 さてさて、あの待ち遠しく思ってた「自画像★2012」@ギャラリー58も来週めでたく初日を迎えます!!!と秋山祐徳太子のブログ(詳しい写真付き
50音順に、赤瀬川原平、秋山祐徳太子、池田龍雄、石内都、篠原有司男、田中信太郎、中西夏之、中村宏、吉野辰海。

※以下、ギャラリー58より自画像★2012 -9人の美術家による新作自画像と小品展-

●会期 2012年10月1日(月)-10月20日(土)
●休廊日 10月7日(日)、14日(日)  :(注:日曜はやってないんだ!)
●開催時間 12:00-19:00(最終日17:00まで)
●会場 ギャラリー58 東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F TEL/03-3561-9177
●URL http://www.gallery-58.com/

ーーそして今日の眼と言う文字の入ったニュースですーーーーーー

アートの風:10月 自画像★2012展 己の先に生と死を見つめ=三田晴夫

毎日新聞 2012年10月10日 東京夕刊 (の記事の一部を引用)

 自画像といえば、レンブラントや岸田劉生のように、矜持(きょうじ)や苦悩をたっぷりとつめ込んだ画家の似姿を連想する向きが多かろう。しかし、20年以上も前になるが、紙に鉛筆で描かれた一対の作品と出合って以来、筆者は自分の中にも巣食(すく)っていた自画像に対する固定観念を、粉々に砕かれたことを思い出す。

 その作品とは、多彩な実験的試みで知られる河口龍夫の「肉眼で見た自画像・左眼で」と「同・右眼で」である。いずれも一方の目で視認できる自分の顔のごく一部、鼻先の曲線形が小さく描き込まれただけの画面であった。対象を見えるがままに描くのがリアリズムの鉄則というのなら、鼻先しか描けないのも道理だろう。

 それでは自画像にならないので、画家たちは鏡に映った反転像を代用して描いてきたのだ。だが、そうやって描いたものを本当に見えるがままのリアリズムといえるのか−−というのが、既存の自画像に対する河口の疑念であったと思われる。

 改めて自画像にこだわったのは他でもない。東京・銀座のギャラリー58で見た「自画像★2012」展(20日まで)に、いたく触発されたからである。出品者は80歳代から60歳代までの9人。共通するのは、各人が1950、60、70年代の前衛的動向の担い手だったことだ。だからであろうか、ここには似姿を誇示するような自画像は一つとして出ていない。

 どちらかといえば、再現的な自画像に属するのは赤瀬川原平と池田龍雄だろう。しかし、赤瀬川の鉛筆による表現は尋常ではない。斜め背後から見た頭部が描かれるが、皮膚や肉を透過して内部の骨がくっきりと浮かび上がっている。人は死を抱いて生まれてくるという詩人の言葉を髣髴(ほうふつ)とさせるような、現代版メメント・モリ(死を思え)ともいえようか。

上下に83歳のいまの肖像と1歳時の写真を配し、その中間部に兵士としての敗戦体験を1945の年号で書きつけた池田の自画像も、また死と隣り合わせた生の軌跡を照らし出す。激情的な篠原有司男とクールな田中信太郎。作風こそ対極的だが、この両者はともに固有の表現に徹して自画像の枠を押し広げてみせた。

以下は元ページをご覧ください。(さんだ・はるお=美術ジャーナリスト)
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