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2012年10月9日

3702 「未完の贈り物-娘には目も鼻もありません」倉本美香

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両眼性無眼球のお子さんを育てたお母さんの番組が放映されたようです。通常このブログは土日には訪問者が減るのですが昨日は特異的に増加していました。其の方々の探したキーワードは両眼性無眼球です。この疾患を調べたい方
は2012年07月05日
3451 無眼球(無眼球症、小眼球、小眼球症)とは
「無眼球症とは?」、という質問をしてくださったマスコミの方がおりましたので英語のフリー百科事典のウィキペディアのanophthalmosからやや詳しい答えを探して概略を訳してみました。(⇒リンク)
をご覧ください。

「未完の贈り物-娘には目も鼻もありません」倉本美香
産経新聞出版 定価1470円
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この本が届き昨日から電車の中で読んでいます。
医師として病気の子供を持った親に出会うたび、「どんな重い病気の子供であろうと、其の親はその子供を、それこそ眼の中に入れても痛くないほどに可愛いと感じている」と言う事を痛感させられます。

この本の中では、担当してくれた日系で在米の産婦人科のO医師がその体表奇形に驚いてしまい、「出産前に予測は不可能だったのか?」と言う疑問に対して、両親と正対して両親が納得できる答えを与えることを回避してしまった」と、著者が感じている様子には市井の開業医師としては怖れを感じました。

この本の中で題名だけが紹介されていた「天国の特別な子ども」と言う詩があります。
障害のある子供を授かった家族を励ます様な詩です。障害児を持つ親の会や、教会のページなどあちこちに引用されているようですけれど、このブログにも引用しておきます。

ご紹介しておきましょう
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作:エドナ・マシミラ/訳:大江 裕子

エドナ・マシミラは米ペンシルバニア州にある

マクガイア・ホーム(障害児療育施設)のシスターです。
この詩は 日本の障害をもつ子の両親へのメッセージです。

 会議が開かれました 。地球からはるか遠くで。

「また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ」

天においでになる神様に向かって、天使たちはいいました。

「この子は特別の赤ちゃんで、たくさんの愛情が必要でしょう。

この子の成長はとてもゆっくりに見えるかもしれません。

もしかして一人前になれないかも しれません。

だからこの子は下界で出会う人々に、とくに気をつけてもらわな ければならないのです。

もしかしてこの子の思うことは、なかなか分かってもらえないかもしれません。

何をやってもうまくいかないかもしれません。

ですから私たちは、この子がどこに生まれるか、注意深く選ばなければならないのです。

この子の生涯が、しあわせなものとなるように。

どうぞ神様、 この子のためにすばらしい両親をさがしてあげて下さい。

神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。

その二人はすぐには気がつかないかもしれません。

彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。

けれども天から授けられたこの子によって、ますます強い信仰と

豊かな愛をいだくようになることでしょう。

やがてニ人は、自分たちに与えられた特別の神の思召しをさとるようになるでしょう。

神からおくられたこの子を育てることによって。

柔和でおだやかなこの尊い授かりものこそ、天から授かった特別な子どもなのです。
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