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2012年10月8日

3699 ノーベル賞:医学生理学賞に山中伸弥氏 iPS細胞作成

昨年はおしくも逃しましたが、天網恢恢疎にして漏らさずですね。日本人として誇りに思います。しかし、細胞とか遺伝子と科がこれほどまでに人の手で扱えるようになって、今後の世界は人々に幸せな環境になってゆけるのでしょうか?それにしても世界の遺伝子工学のキーになる部分が二本で抑えられたというのはうれしいことです。

昨年11月にこの山中先生のお話を聞いたことがあります。(⇒リンク
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ノーベル賞:医学生理学賞に山中伸弥氏 iPS細胞作成
毎日新聞 2012年10月08日 18時39分(最終更新 10月08日 21時20分)

ノーベル医学生理学賞受賞が決まり、野田佳彦首相からの祝福の電話を受ける山中伸弥教授=京都市左京区の京都大で2012年10月8日午後7時54分、森園道子撮影 スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、12年のノーベル医学生理学賞を、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と英ケンブリッジ大のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。授賞理由は「成熟した細胞を、多能性を持つ状態に初期化できることの発見」。山中氏は06年、マウスの皮膚細胞に4種類の遺伝子を入れることで、あらゆる組織や臓器に分化する能力と高い増殖能力を持つ「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を作り出すことに成功。拒絶反応の少ない再生医療や難病の仕組みの解明などにつながる革新的な功績が評価された。最初の成果が米科学誌に掲載されてから6年余りという異例のスピード受賞だ。

 日本人の受賞は10年の鈴木章・北海道大名誉教授と根岸英一・米パデュー大特別教授の化学賞に続く快挙で、医学生理学賞の受賞は87年の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授以来25年ぶり2度目。今回の受賞で日本人の受賞者数は、米国籍の南部陽一郎氏=08年物理学賞=を含め19人(医学生理学賞2、物理学賞7、化学賞7、文学賞2、平和賞1)となる。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金800万スウェーデン・クローナ(約9800万円)が両氏に半分ずつ贈られる。

 ヒトや動物は、1個の受精卵から体のすべての細胞を作り出している。受精卵は分裂を繰り返して数を増やしながら、心臓、筋肉、神経、皮膚などさまざまな臓器や組織の細胞に変化する。これが「分化」だ。一度心臓や筋肉の細胞に分化した細胞は、分化前の状態には戻らないと考えられてきた。

 ガードン博士は62年、アフリカツメガエルの卵から、遺伝情報を含む核を取り除き、代わりにオタマジャクシの体細胞の核を移植。この卵はそのまま成長し、オタマジャクシと同じ遺伝情報を持つ新たなオタマジャクシに成長した。このことは、いったん分化した細胞でも、再びあらゆる細胞に分化できる「多能性」を持つことを示すと同時に、時計を巻き戻すように「初期化」できることを世界で初めて示した。

 その後40年以上たった06年、山中教授らはマウスの皮膚細胞に4種類の遺伝子を組み込む方法で細胞を「初期化」し、多能性と増殖能力を持つ「iPS細胞」を作った。07年11月には、同様の手法でヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作ったことも報告した。

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