お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2012年9月17日

3646 のぼうの城 上・下 を読みました

nobounoshiro
和田竜 著 のぼうの城 を読みなした。書店で上下2巻のカバーが面白いと思っていたのですが(注:カバー装画は、カリスマ漫画家、オノ・ナツメ氏。上巻は、単行本時と同じ、「のぼう様」こと成田長親、下巻は、描き下ろしの石田三成。上下巻を合わせると、どこかクールなのに迫力に満ちた両雄が激突するような絵柄が立ち上がってきます。)、先日他の映画を見たときに見せられたこの予告編を見て、俄然元の話を読みたくなりました。

映画『のぼうの城』は、東日本大震災を受けて昨年9月に確定していた公開を延期し、当初の予定から1年以上が経過した今年11月2日に公開初日を迎えることが決定したということです。

物語は、豊臣秀吉による北条征伐の時のお話。今の埼玉県に有った忍城は、城主が小田原の籠城に詰めていましたが、じつは城側には関白軍が来たら抵抗をせずに開城をするようにと言う城主の指示が出されていました。しかし、豊臣軍の軍使の余りに無礼な態度に、忍城側は500人の城兵で2万の軍勢に対向することになってしまいます。其の戦を指揮したのが城代の「のぼう様」こと成田長親。彼の指揮で城側は見事な戦をします。

戦は先ずは深い田を利用したゲリラ戦で緒戦を有利に戦い、次の水攻めも危うい所で石田三成軍が築いた堤防を決壊させることでしのぎます。その間に、優秀でもなくみえた成田長親が何故少数で有るにも拘わらずその城兵達の信頼を受け、この戦に勝つことができたのかが克明に描かれてゆきます。

歴史上でも結局この城は、北条方の城としては唯一落城せずに戦を終えたと記録されています。城方の将兵は城を明け渡し退去するのですが、後には其の侍の多くが成田長親の周旋で徳川家などに仕官することができたという話で有ったようです。
ーーーーーー

Categorised in: 未分類