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2012年9月13日

2605 フィンランド人の社長が訪ねてきてくれました (20011.9.15初稿)

毎週水曜日は院長業務と称して、机周りの片つけなどの消化試合のような仕事をすることにしているのですが、今日はその時間帯に珍しいお客さんをお迎えしました。
この記事は機材の販売がなされるまで封印予定

知り合いの日本人の検査機械会社員に連れられてて、フィンランドの若いCEO(社長)Seppo Kopsalaさんが当医院を訪ねてきてくださったのです。下の動画の中で(1分6秒あたり)耳の検査を受ける患者役で出ているのが彼です。

その会社OPTOMED(HPへ)は社員が20人程度のベンチャー企業で一億円程度の資金をベンチャーキャピタルから得て、5年ほど前に起業したのだそうです。製品はこのカメラ一つ。当医院への訪問の目的は新しい手持ち眼底カメラの評価を聞きたいとのこと。

製品には大変満足しましたが、日本では眼底カメラの撮影料はとても安いので、それを即収入に結びつけるのは難しいという現状のお話ししました。でも眼底カメラは眼科診療には必要な物ですからコストに比べた品質が良ければ一定量の販売は期待できることでしょう。

米国ではオプトメトリストが眼底写真を撮ることが多く、保険会社が眼底写真に支払う金額は一件当たり60ドルだそうですから、それだったら200人も撮れば元が回収できてしまうではないか?それならきっと売れるだろうよ。と思いました。

ついでに大学の脳外科の外来まで機械を持ち込んで、友人の脳外科医にも見てもらいました。ベッドサイドやICUなどの場面で眼科医を呼び出すことなく眼底の写真を臨床記録に残せたら脳外科医にもハッピーだろうと思ったのです。脳外科の先生の評価は取り扱いが簡単でこれなら機械としての場所も取らないから、是非欲しいと思うものであるといった反応でした。特に教育的な病院なら脳外科外来にも欲しいということでした。

ヨーロッパ、中東、米国と扱ってくれる販売会社を探して回っているのだそうです。日本への滞在は月曜日に到着して、土曜日までだそうです。会社のホームページを見ますとすでに中国の上海にも事務所をお持ちのようです。若くて自分が開発した機械を世界に広めようという夢を持ち、社員を引っ張って働いている誠実そうな人柄に触れられてとても楽しい一日でした。こんな人に会うと応援をしたくなります。

日本での眼科の一般的な検査の流れ(屈折、眼圧、視力、細隙灯、眼底検査)も説明しましたが、ご満足戴けたでしょうか?

日本でも早く発売されたらいいなと思います。

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