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2012年9月9日

3628 ギリシャのEU離脱がいよいよ現実の話題になっているもようです

graph001(http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120521/232431/?ST=print)
「ギリシャ離脱に備える欧米市場」 という記事が2012年9月4日の三菱金属の「豊島逸夫の手帳」や三菱商事の「豊島逸夫氏による金市場の解説」に出ています。スペインやイタリアの経済破綻も恐れられてはいますが、至近距離に有るのはギリシャのようです。

%E6%88%A6%E5%BE%8C%E3%81%AE%E9%A0%90%E9%87%91%E5%B0%81%E9%8E%96(昔の日本の写真)日経にも同様のページがあるのですが、なぜかこの記事は日経のページには掲載されてはいません。普通複数の公式ページに同一の記事が掲載されることはみませんので、ゴールドカウンシル元極東代表でそれだけ現在人気の高いライターだということでしょう。

ーー内容の一部引用ーーー
ニューヨークタイムズは、コンサルティング会社の調査結果として、顧客企業の80%がギリシャのユーロ離脱を見込んでいると報じている。バンカメは、万が一離脱を想定して、ギリシャ国内の顧客企業が従業員への給料支払い継続のため必要な現金をトラックに載せて運び入れているそうだ。

離脱があるとすれば、金曜日夜との想定が多い。そうなれば週末に現金を社員に持たせ、ギリシャに入国できるか、などの問い合わせがコンサル会社に寄せられているという。でも、資本移動規制がかかるだろうね。バンク・ホリデーと呼ばれる銀行休日期間に入り、その間は金融・株式市場は閉鎖となろう。その期間があけると、ユーロと一定比率に設定された新ドラクマしか預金口座から降ろせなくなる。

中略

ギリシャが救済資金返済すると答えた人の比率が、ドイツで26%、イタリアで77%、スペインは57%となっている。ギリシャが経済構造改革により救済無しでやってゆけるようになると考える人が、イタリアで88%、スペインで70%、ドイツでは50%以下とのこと。
ーーーーーー
清澤のコメント:この話を聞くと、ギリシャで想定されているのは銀行預金の封鎖という事態に似ていると感じられます。良くは解りませんが、通貨の分離は第一次大戦後にオーストリアなどでも行われたことがあるらしく、日本でも昭和21年に行われて預金が再開されたときには大変なインフレが進んでしまった後であった?という様な話を聞きます。

預金封鎖をwikipediaを見ますと
政府による預金封鎖として:政府において、財政が破綻寸前になった場合、銀行預金などの国民の資産を把握して、資産に対して税金を掛けて政府収入にあてることで、破綻から免れようとすることがある。その際には、通貨切替などをした上で、旧通貨を無効にして旧通貨を金融機関に回収させる方法がとられることがあり、この場合にも預金封鎖が行われる。

日本では
1946年の新円切替の際にこの方法が実施された。この預金封鎖においては第一封鎖預金と第二封鎖預金に分けられ、最終的に第二封鎖預金は切り捨てられる形となった。(清澤注:この文言は私には理解できません)

これを踏まえて、2002年10月13日付『Yomiuri Weekly』では新型決済性預金が預金封鎖の布石ではないかとの記事が掲載された。住民基本台帳ネットワークシステムも預金封鎖の布石ではないかとの噂があった。同じく2002年12月発売の『文藝春秋』にて、1997年に当時の大蔵省内部で預金封鎖の検討が行われた旨の記事が掲載された。

海外の事例
2001年12月、アルゼンチンにおいて同国内の銀行業務の停止措置がとられた。

(清澤注:実感はなかったのですが、この頃に私はアルゼンチンの学会に参加しており、手持ちのドルが重用されたのを思い出します。)

これがギリシャだけでなく日本を含む他の国々にも伝搬することが無いとよいのですけれど。

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