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2012年8月26日

3602 ヨーロッパでは安全志向でドイツ国債の金利が何とマイナスだそうです。

日経ヴェリタスの記事に依れば:
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ヨーロッパでは大不況リスクを反映して安全志向が極限まで極まり、「償還時に差損」でもドイツ国債などに買いが殺到し、入札で決まった価格はマイナス金利という事です。

 安全志向のマネーが高格付けの国債に集中したそうです。機関投資家は想定を超えた大不況のリスクを意識しているそうです。

 ドイツ政府が7月18日に実施した2年物国債の入札では、「平均落札価格は100.106」。保険会社や年金基金などが競って札を入れた結果、購入価格が額面の100を上回ったからだそうです。

 独政府の設定した利率は「0%」。つまり、買った投資家ははなから利子を受け取れない。そればかりか、2年後の満期に戻ってくるのは額面100に相当する金額なので、償還差損が生じることになります。

 年率換算で「マイナス0.06%」。償還期間2年という中期国債でマイナス金利は初めて。しかも、入札では予定額約42億ユーロに対して2倍の応募があったそうです。

収益面では不合理とも思える取引には、「安全志向を強めた投資家には保険を掛けるような意味合いがある」のだそうです。欧州債務危機がさらに深まれば、株式などリスク性資産の急落は不可避で、財務が健全な独国債などを持っていた方が痛手を抑えられるのだそうです。

 独国債の有力購入者の1つがノルウェー政府年金基金。4~6月にスペインなどユーロ圏の国債を大きく減らし、独国債だけを買い増したそうです。一般の保険会社や年金資金を預かる運用会社も、欧州大不況への不安を募らせ、逃げ場を探して独国債に向ったそうです。

 銀行であれば欧州中央銀行にある当座預金口座に余剰資金をおいておけば安全。しかし、企業などは「破綻リスクが怖いので民間銀行には多額の預金はできない。貸金庫に大量の現金をしまっておくのも非現実的」だそうです。残る選択肢は高格付けの国債だと言うことなのですが。
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清澤のコメント:
数か月前にはドイツ国債も札割れと聞いた気がしますけれど、果たしてドイツ国債も其処まで安全なのでしょうか?

現在の通貨総量を超えたという日本国債の残高を聞くと、日本国債を持つ気にはとてもなれません。日本を代表する優良会社であったシャープも数年前の2600円の株価は急落してストップ安で200円以下と聞きます。リスク資産の危険性は日本でもヨーロッパと同じ。銀行の破綻を想定し、1000万以上の預金全額を確保するには、全金利を放棄して普通預金を決済性預金にするという手もあります。

追記:8月21日の欧州債市場でドイツ国債相場は続落し、2年債利回りは約5週間ぶりにプラスに浮上した。域内の債務危機の解決策が見いだされるとの楽観が広がったことが手掛かり。だそうです。

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