お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2012年8月14日

3361 サングラスと遮光眼鏡のインタビューを桜木さんと共に受けました。

20081112144859
夏も本番でサングラスも出番のシーズンを迎えています。本日はお盆期間中にもかかわらず、或るポータルサイトのライターさんがサングラスに必要な機能に付いての話を聞きに当医院を訪ねて下さいました。私と高田眼鏡店の眼鏡技師の桜木さんとで様々な質問にお答えしました。できた記事も掲載されましたら引用いたしますが、私が覚えている辺りのお答えを此処に記載してみましょう。

まず、私なりにお答えしたお話は、サングラスは眩しさを防ぐためのものですが、紫外線をはじめとする眼に有害な光を防ぐ効能も併せ持つ必要が有ると言う事です。そして、眼鏡はサングラスであっても、その人の目に合った近視や遠視、それに乱視も矯正するものでなくてはなりません。安物で既成のサングラスではそもそも其の人の目に有った度数を入れたものでもないはずですから、眼鏡としての基本的に必要な機能も持ち合わせてはいないものであると言うことになります。

眩しさは「赤橙黄緑青藍紫」の7色の可視光線によって引き起こされます。特にブルーライトと表現される青に近い部分の可視光線は加齢黄斑変性等の原因ともなるとされています。遮光眼鏡は主にこれらの可視光線をさえぎりますが、どの色部分を強く抑えるかに依って多くの色合いの違う製品が有ります。紫外線を遮る効果の有無は外見だけでは解らず、この紫外線の遮断効果もサングラスで求められる効能です。

紫外線には急性期の雪眼や電気溶接を見たときに起きる紫外線角膜障害が良く知られていますます。そして慢性的な紫外線障害には瞼裂斑、翼状片、白内障などがよく知られていると思います。

既製品のサングラスには紫外線を遮る効能を伴っている場合も有りますが、安物サングラスのすべてに十分なその効能が有るわけではありません。高田眼鏡店の眼鏡技師桜木さんによると、眼鏡店がきちんと作成するサングラスでは、色目は表面への塗料で付けられていますが、紫外線遮蔽効果はプラスチックへの紫外線遮蔽効果のある物質の練り込みで行われるべきものなのだそうです。安物のサングラスでは紫外線遮断とされていても、色付けが表面への色素染色だけなので、一年もすれば間もなく塗装が傷んで紫外線遮断効果は損なわれるであろうとのことでした。

またそのサングラスの形状も、ある程度のレンズ面の広さや顔の形との調和を満たすものでなくてはなりません。たとえば側方が開いたような形で有れば、瞼裂斑の原因になる角膜に依る紫外線の鼻側輪部結膜への集光効果(コロネル効果)を防ぐことができません。

夏の太陽から目を守る目的のサングラスが、夜店や100円ショップで売られている既製品の安物サングラスまがいではいけないという事が多少なりとご理解いただけたらと思う次第です。

Categorised in: 未分類