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2012年8月12日

3354 映画ヘルタースケルターを実際に見てきました。

ヘ・・
ヘルタースケルターを見てきました。「これは映画ではなくて事件だ」と言うのは本当です。結構、感動ものです。自分もリリコと同時代の東京で暮らしている事を感じる事の出来る映画でした。

先に読んだ齋藤薫さんの評論(リンク)では、美容形成を問題の核心として取り上げていたのですが、もしかしたら女優として有名になること、そしてその地位が危うくなることそれ自体が当人には大変なストレスで、薬剤に溺れてしまう様なものなのかもしれません。

沢尻エリカが演ずるリリコが「もうこんな仕事は続けたくないよー」とビルの屋上で泣く場面は実にリアルでした。その後方には高速道路の高架と南砂水再処理センターの赤い煙突が見えていて、ロケ現場は医院が有る南砂町からもそんなに遠くないんだ、なんて思いながら映画を見ておりました。「別に」でマスコミに有名になった不機嫌な写真くらいしか印象になかった、沢尻エリカの顔は、この映画で初めて認識できました。

作者も監督も「眼」にはかなりのこだわりをお持ちのようです。全身美容形成で造られた自分、風俗に居た様な過去と、自分の秘密が暴かれて弁明の記者会見を開かされた時にリリコはナイフで自分の右眼を突きます。眼球破裂か?もしかしたらナイフの先端は上眼窩裂から海綿静脈洞まで入ってしまいそうだ、などとどうでもよいことを思いながらスクリーンを見ておりました。ギリシャ悲劇アンティゴネーで、好きになった人が実の母であったとしいたオイディプス王が自らの両眼を潰し、王座を捨てて曠野にさまよい出てゆくというシーンを思い出します。

桃井かおりの表情も良かった。冷酷ではあるけれどリリコを自分が作った自分の分身のように感じ、「嫌いではなかった」と言うあたりも素敵です。まさに毒のある女優です。

沢尻エリカには大麻薬物中毒説が有ります。映画の封切前の逮捕はなかったので、この説は危うい球ですが、プロモーション目的のリークか?とも考えられます。(記事にリンク)女優沢尻エリカが、引き続きこの優れた演技を見せ続けててくれることに期待します。

少し長いですが、テレビの特別番組です。

このビデオもご覧ください。

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