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2012年8月5日

3536 reticular pseudodrusenだそうです

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マクロファージの集族かあるいはリポフスチンに由来していて、網膜色素上皮(RPE)の内面にできるブルーライトで見える小さな点状のもので1990年に報告されたそうです。やがて中心窩近くの後極に白い領域を作り中心か全体を覆う様に広がってゆきます。IR(赤外線)や自発蛍光写真では低蛍光で黒く抜けると言うことでした。0,7%の眼底に見られていたものが其のコホートを15年後に見たら3,0%に増えていたそうで、その40%がlate AMD(加齢黄班変性)を発生すし、CNV (choroidal neovascularization)やGA(geographic atrophy)を持つようになったということで、今年のARVOでは注目を集めていたそうです。

今日の眼科研究会での寺尾亮先生のARVO報告の中で紹介された耳新しい言葉でした。
私には、昔学んだfleck retina of Kandoriとか家族性ドリューゼンのようにも見えました。

内容は同じですが、少し文献を見て見ました「レティキュラーシュードドリューゼン、加齢黄斑変性のリスク要因」と言う論文です。
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Retina. 1995;15:183-91. Arnold JJ, Sarks SH, Killingsworth MC, Sarks JP.フランスのクレテイユ(パリの郊外)からの報告です

背景: Reticular pseudodrusenとは内側を覆う網状の構造で125から250ミクロンの大きさの黄斑上方にできる変化で、のちにはより広い範囲に広がります。本当のドル―ゼンとは違って蛍光眼底撮影やインドシアニン蛍光造影では蛍光を発せず、無赤色光やHe-Neレーザースキャンで良く見えます。

方法:過去3年で100人の患者が此の外来で観察されました。

結果: そのすべてが、多少に関らず加齢黄斑変性 (ARM)を発生していて、66%は網膜下新生血管を片側または両眼にやがて発症しました。この変化は脈絡膜由来と考えられます。.

結論:網状偽ドリューゼンは臨床的に容易に認識できる兆候であって、加齢黄斑変性における脈絡膜新生血管のリスク要因です。
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