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2012年8月4日

3534 American Medical AssociationのVisual Field ScoreのHumphrey視野計のカスタムプログラムによる静的視野とGoldmann視野の結果の比較の試行

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Goldmann動的視野計とHumphrey静的視野計を用いて、雑多な諸疾患で瞼を引き上げない状態での視野を測定し、その測定後に機能的視野スコアを算出して両者の一致性を見た論文でした。結論は、機能的視野スコアは動的視野と静的視野でよく相関しており、測定時間は両眼で約13分と耐えられる時間であったとしていました。

ーーー要旨の引用ーーーー
American Medical AssociationのVisual Field ScoreのHumphrey視野計のカスタムプログラムによる静的視野とGoldmann視野の結果の比較の試行

加茂 純子(甲府共立病院眼科)、原田亮、宇田川さち子、松本行弘 (獨協医科大学越谷病院眼科)仲泊聡 ( 国立障害者リハビリテーションセンター病院眼科)

要約 
目的:Goldmann視野(視標III4e),動的視野と静的視野(今回開発したHumphreyカスタムプログラムColenbranderグリッドテスト。視標III,10dB)で測定後に視野スコア,機能的視野スコア,機能的視覚スコアを算出し,両者の一致性と測定時間を知る。

対象と方法:同意後,動的視野と静的視野を測定した44例(男性27例,女性17例,平均66.3±14.6歳)。疾患は緑内障14例,糖尿病網膜症12例,同名半盲6例,加齢黄斑変性5例,網膜色素変性4例,その他3例。動的視野と静的視野の視野スコア,機能的視野スコア,機能的視覚スコアを算出した。統計的解析にはPearson Rを用いた。

結果:動的視野対静的視野の相関は視野スコア:r=0.92,機能的視野スコア:r=0.93,機能的視覚スコア:r=0.97(p<0.001)と有意で,75%で機能的視覚スコアクラスが一致した。各眼の測定時間は両眼で779±186秒であった。

結論:機能的視野スコアは動的視野対静的視野でよく相関した。測定時間は両眼で約13分と耐えられる時間であった。視野機能スコアを測る静的視野検査としてColenbranderグリッドテストは有用である可能性が示された。

臨床眼科 ISSN 0370-5579、 65巻8号(2011.08)P.1243-1249
特集 第64回日本臨床眼科学会講演集(6)

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