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2012年8月4日

3533 眼瞼下垂と眼瞼皮膚弛緩に対する術前後の視野とQOL変化との関連:を読みました

230px-1852_ptosis_patient眼瞼下垂と眼瞼皮膚弛緩に対する術前後の視野とNEI VFQ25によるquality of life(QOL)変化との関連:を読みました。(図は眼瞼下垂:wikipediaより)

cutis-laxa-OU眼瞼下垂または眼瞼皮膚弛緩(下の図が眼瞼皮膚弛緩EyeRounds Onlineより)があれば瞼を引き上げないで測定される有効な視野は制限されるであろうと思われ、それが下垂手術の後で改善するといことも納得がゆきます。更に、その有効視野が広がるとQOLを表す指数も改善したというのもさもありなんと思わせるものがあります。結膜弛緩群の術前のVFQ総合スコアの標準偏差だけがやけに小さいのは?

ーーー要旨引用ーーーー
眼瞼下垂と眼瞼皮膚弛緩に対する術前後の視野とNEI VFQ25によるquality of life(QOL)変化との関連

加茂純子(甲府共立病院眼科)、 三戸秀哲(井出眼科病院)、臨床眼科 64巻10号(2010.10)P.1765-1771

要約
 目的:眼瞼下垂または上眼瞼皮膚弛緩に対する手術前後の視野面積と,quality of life(QOL)との関連の報告。

対象と方法:過去1年間に手術を受けた眼瞼下垂19例と上眼瞼皮膚弛緩9例の計28例53側を対象とした。Goldmann視野計で視野面積を数量化した。QOLはアンケートで調査しNEIのVFQ25日本版を用いた。

結果:視野の平均面積は,術後に有意に改善した(p<0.01)。VFQ総合スコアは,下垂群では術前73.3±12.6,術後85.9±7.9であり,眼瞼弛緩群では術前74.0±1.1,術後76.9±8.4で,いずれも有意に改善した(p<0.01)。両群を通じて改善した項目は,一般的な見え方,近見視力と遠見視力であった。視野測定では水平より上方のIII4eイソプターがスコア変化と有意に相関した。

結論:眼瞼下垂または上眼瞼皮膚弛緩に対する手術後に視野が拡大し,QOLが向上した。

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