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2012年8月1日

3526 熱中症だけじゃない 意外と多い夏の脳梗塞 脱水、血管詰まりやすく

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本当に暑い日が続いています。この様な日が続きますと、熱中症で倒れたり、脱水の為に血液の粘度が亢進して脳梗塞や心筋梗塞を起こす人も多くなります。その辺りを説明した記事が有りましたので概要を紹介いたします。その発症が疑われたら先ず日蔭の涼しい所に入れて冷やして体温を下げ、水分補給をして置いてから、救急車を呼ぶのが良いかもしれません。

ーーー記事の抜粋ーーーーーー
熱中症だけじゃない 意外と多い夏の脳梗塞 脱水、血管詰まりやすく
 ある日突然、血管が詰まって発症し、命に関わったり後遺症が残ったりする脳梗塞や心筋梗塞。夏も注意が必要だ。暑く汗を多くかくため、血液がどろどろの状態になりやすく、血管が詰まる危険が高まるという。こまめに水分を補給すれば、熱中症だけでなくこうした病気の発症リスクも下がると専門家は指摘する。

 「脳出血は冬に多いが、脳梗塞は夏が最も多くなる」。こう話すのは国立循環器病研究センター脳血管内科の豊田一則部長だ。脳梗塞患者を季節別に集計したところ、夏(6~8月)が529人で冬(12~2月)の521人を上回り最も多かった。

血液の水分減少
 脳出血も脳梗塞も脳卒中に分類されるが、脳の血管が破れて出血するのと、血液が詰まって流れなくなるという違いがある。夏は汗をかきやすく血液中の水分が減って、どろどろした状態になる。こうなると血液が血管に詰まりやすくなるという。

 また暑さで脱水状態になると、カリウムやカルシウム、マグネシウムなど体内の電解質のバランスが崩れて不整脈を起こしやすくなる。「血の流れが乱れると、心臓で血の塊ができ、脳に運ばれて詰まることもある」と関西医科大学付属滝井病院(大阪府守口市)の岩坂寿二院長は指摘する。

 発症すると様々な症状が突然起こる。典型例は顔の半分や片方の手足に起こる運動まひやしびれ。顔の片側が下がってゆがみが出て笑顔がうまく作れなくなる。両腕を持ち上げた状態を維持できなくなることもある。言葉にも異常が出やすい。(1)言葉が出てこない(2)ろれつが回らない(3)相手の言葉の意味が理解できない――といった状態になる。

心筋梗塞も増加

 心臓の血管が詰まる心筋梗塞も夏に入院患者が増えるという。
 気温が上昇すると、人の体はその環境変化に適応しようとする。その過程で神経が興奮状態になり血圧も上がり、血管が収縮しやすくなるという。動脈が硬化し、血液の塊が血管にこびりついている中高年などは、血管の一部分が詰まってしまい、心筋梗塞が発症するという。心筋梗塞患者では全体の64%が1日の最高気温と最低気温の差が8度以上ある時に起きていたという。

 脳梗塞、心筋梗塞とも発症が疑われた場合は、「迷わず救急車を呼ぶ」(豊田部長)のが鉄則だ。発症後早めに治療すれば、それだけ回復が見込めるからだ。

 この2つの病気は生活習慣の積み重ねで発症するケースが多い。高血圧や脂質異常、糖尿病、運動不足などが発症のリスクとして知られている。予防に力を入れよう。脂っぽい食事を控え、禁煙する。ストレスもためないようにする。

 夏場はこまめに水分を補給し、脱水状態になるのを防ぐ。これは熱中症の予防対策と共通。脱水症状は就寝中になることもあるので、エアコンの利用を必要以上に我慢しないことが大切。寝る前にコップ一杯の水を飲むとよいという。

 炎天下での激しい運動は避けよう。夏は暑さから体調を崩しやすい。できるだけ規則正しい生活を。 (新井重徳) [日本経済新聞夕刊2012年7月27日付]の要点です
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