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2012年7月13日

3472 欧州より日本の国債が心配だ」

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先日、友人たちとの会話で、日本の財政破綻は避けがたく、そうなれば来るのは強いインフレしかない。預金も年金も価値を失うだろう。しかし、それまでには潮の満ち引きがあるから、一方的に思惑をしかけるのは逆に危険だろう、という常識的な話をしたら、普段から社会には目を向けている友人のひとりに、「君の考えは随分過激であり、デマゴーグ的だ。」と言われました。

これからの世の動きがどうなるかを的確に著した短い文章を探していましたら、「欧州より日本の国債が心配だ」という「フジマキ・ジャパン社長 藤巻健史氏」の書いた(公開日時 2012/6/14 7:00)記事がありました。これは求めていたものに近いと思います。自分のメモとして、その要点をまとめてみます。

ーーー話のメモーーー
「年金も多くを国債で運用している。国の財政が破綻すれば、年金もパーになる」
 財政破綻問題は、自分自身に即、降りかかってくる大問題。日本人は、間接的に大量に国債を保有している。したがって国が財政破綻をすれば、我々自身が個人財産をすべて失いかねない。将来もらうべき年金も、仕事も社会的混乱で失ってしまうかもしれない。

 金融機関は預かった預金で大量の国債を買っている。年金も多くが国債で運用されているし、生命保険会社は集めた保険料を大量に国債で運用している。1980年代には保険料の50%以上を融資で運用していた生命保険会社の融資は今や資産の13.7%でしかない。銀行の「預貸率」は、10年前の98%から73%に急落した。銀行も融資が減った分を国債運用に回した。財政破綻で国債の価値がなくなれば預金は戻ってこず、年金は支払われず、生命保険も払われなくなる可能性がある。

 世界はユーロ圏の財政破綻問題で大騒ぎ。もろもろの危機が他国に連鎖していく可能性がある。ギリシャがこければ他国が大迷惑するから、今、世界はユーロ問題を注視し大騒ぎしているのだ。

■はるかに財政事情が悪い日本、世界は無視
 はるかに財政事情が悪い日本のことを世界は無視している。過去、国債を売り崩したのは自分の身を守ろうとした国債村の日本人自身だった。第2次世界大戦中に発行された戦時国債も戦後のインフレで紙切れ同然になった。駄目なものは駄目なのだ。南欧社会と日本、どちらもポピュリズム(衆愚)政治が、はびこっている

 日本ではGDP(国内総生産)比の累積赤字が先進国で断トツに高くなってしまった。日本が世界最高のポピュリズム政治を行っている証左だ。

■日本の政治へのチェック機能を市場も果たしていない
 日本では、チェック機能が働いていない。チェック機能が効かないところではバブル破裂の衝撃は大きい。警戒感が薄いところにショックが来るから大混乱が予想される。だから南欧諸国より日本の方がよほど憂慮すべき状態。

累積赤字は今や959兆円。10兆円ずつ返済したとしても96年かかる額。

96年どころか200年たっても959兆円を返せない。深刻な問題は借金には利息を払わなくてはいけないという点。これほどまでの巨額借金を抱えてしまうと金利が上昇し始めれば支払金利だけで財政はいちころ。

■社会主義的な仕組みと日銀の過度な介入が元凶

まずは世界最大の銀行であり、個人金融資産の17%をも預かっている国営のゆうちょ銀行の存在自身が市場をゆがめている。海外にも投資せず、20年間もGDPが伸びない国に資金を留め置き、ひたすら超低金利の国債を買い続けるなど信じられない。

藤巻健史(ふじまき・たけし) 1950年生まれ、一橋大卒、三井信託銀行、モルガン銀行など経て、フジマキ・ジャパン代表取締役。「外資の常識」(日経BP社、のち日経ビジネス人文庫)など著書多数。
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清澤のコメント:(⇒出典はこちらです)さて賢明なる諸兄は、この非常事態に、どうやってご自分とご家族の身をお守りになるおつもりですか?今週起こるとは申しませんが、この連休の様に、日本人が動けない様なときに、重要な経済事件は起きる様な気がします。

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