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2012年7月13日

3470 リリカ、高齢者のめまいなどで注意喚起:だそうです。

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中枢性の疼痛治療薬で帯状ヘルペス後の疼痛などに内服で使われる薬剤にリリカがあります。先日の心療眼科研究会でも複数の場面で有用であるとして話題になっておりました。この薬剤には、高齢者において転倒を含む副作用があり、添付文書の注意が改訂される模様です。
医師の皆様も患者さんも、リリカをお使いの際はご注意ください。

ーーー引用開始ーーー
リリカ、高齢者のめまいなどで注意喚起- ファイザーとエーザイ

 疼痛治療薬リリカを処方された患者に、めまいや傾眠、意識消失といった副作用が報告されており、転倒したり、場合によっては骨折に至ったりしたケースもあるなどとして、同薬の製造販売元のファイザーと販売提携先のエーザイは11日、注意喚起の文書を出した。

 両社によると、現在実施中の同薬の使用成績調査の中間集計(2012年1月時点)で、648例中、17.1%に当たる111例に副作用が認められ、主な副作用は「浮動性めまい」と「傾眠」だった。これらの副作用については、「浮動性めまい」の場合、65歳未満の発現率が3.2%だったのに対し65歳以上では9.7%、「傾眠」ではそれぞれ3.7%、5.8%と、より高齢の患者で発現率が高かった。

 これら中間集計の結果や、高齢者が一般的に筋力が低下していることなどを理由に、両社は、同薬を処方された高齢者で、転倒などの危険性があると判断。医師や薬剤師に対し、めまいなどと併せ、転倒にも注意するよう服薬指導を行うことなどを求めている。

 同薬については、厚生労働省が10日付で添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示。「重要な基本的注意」の項にめまいや傾眠があらわれ、自動車事故に至った例や、高齢者では転倒して、骨折などを起こした例があることを追記することを求めた。
 また、「重大な副作用」の項の意識消失の記載に、めまいや傾眠を盛り込むよう指示した。【津川一馬】
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注:【薬理】
過剰に興奮した興奮性神経系において、電位依存性カルシウムチャネルの機能に対し補助的な役割をになうα2δ(アルファ2デルタ)サブユニットと強く結合します。すると、神経シナプスにおけるカルシウム流入が低下し、グルタミン酸等の興奮性神経伝達物質の放出が抑制されます。その結果、帯状疱疹後神経痛を含む神経障害性疼痛がやわらぎます。

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