お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2012年7月8日

2398 特集・加齢黄斑変性症 (日刊ゲンダイ 記事)のインタビューです

◎特集・加齢黄斑変性症(元記事にリンク

 加齢黄斑変性症――。これが「目」の疾患で、しかも放っておくと失明に至ることを知っているだろうか? 自分がどうかのチェックを定期的にやっているだろうか?
 〝知っているし、チェックもやっている〟という人は、これ以降は読まなくていい。しかし、〝知らない〟あるいは〝やっていない〟という人は、もしかしたら、失明の危機が迫っているかもしれない。たとえ症状がなくてもだ。だから、これから紹介する知識をしっかり頭に叩き込んで対処した方がいい。「清澤眼科医院」(東京・南砂町)の清澤源弘院長に聞いた。

【リスクが高い人】
 加齢黄斑変性症は、その名の通り、〝加齢〟によって、網膜の中心部にある〝黄斑〟に〝変性〟が起こる病気だ。
「50代を過ぎたらリスクが高いと思った方がいい。たばこもリスク要因です。現在吸っている人はもちろん、過去に吸っていた人も要注意です」

【症状】
「まず、歪んで見えるようになります。たとえば、信号がぐにゃりと歪んで見えるようになる。さらに、ぼやけて見えたり、視力が低下したり、見たい部分の中心が暗くなって見えるようになります」
 〝見え方に変化が起こったら、すぐに気付くのでは?〟と思うかもしれないが、それは間違いだ。
「加齢黄斑変性症は片目に起こります。それで正常な方の目で、見え方を補うので気付きにくいのです」
 自分は正常だ、と思っていても、チェックが必要なのだ。

【対処が遅れるとどうなる?】
「加齢黄斑変性症が起こる黄斑には、視力に関係する重要な細胞が集中しています。だから治療が遅れると失明に至る。そこまでいかなくても、視力低下が著しくなり、QOL(生活の質)が下がります」

【チェック法】
 そこでチェック法だ。実に簡単なので、ぜひやるといい。
「アムスラーチャートという格子状の表を用います。インターネット上に紹介されていますし、眼科にも置いてある。市販のグラフで代用してもいい。30㌢ほど離し、片目ずつ見る。老眼鏡や眼鏡はかけたままです。線がぼやける、中心がゆがむ、中心が暗く見える、部分的に欠けて見えるなら、眼科で検査を受けてください」
 加齢黄斑変性症は片目ずつに起こるが、一方の目に起きた人は、もう一方にも起きやすい。
「だから、片目の治療が済んでいても、もう一方の目のチェックを定期的にしなくてはなりません」

【似た症状の病気】
 加齢黄斑変性症と同様の症状を持つ疾患はいくつかある。
「黄斑円孔、黄斑上膜、黄斑浮腫などです。それぞれ別の病気であり、治療法も違う。これらをチェックする意味でも、アムスラーチャートは役立ちます。どちらか片目の見え方に異常があれば、〝仕事が忙しいから〟を理由にしないで、すぐ原因を明らかにすべきなのです」

@@@@

正しく理解している人は3割未満

 全国の50代から70代の男女3300人を対象に行われた眼疾患のインターネット調査結果が発表された。それによると、加齢黄斑変性症の疾患名の認知度は44%。しかし、〝目の病気〟と知っていた人は28%だった。〝皮膚の病気〟と思っている人もいた。
@@@@
ーーーーー
昔、日刊ゲンダイでインタビューをお受けした記事です。2011、7,2
出たはずなのでアップしておきます。

Categorised in: 未分類