お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2012年7月8日

3456 第6回心療眼科研究会 その2 医学的に説明できない疼痛のマネージメント

第6回心療眼科研究会 が行われました。プログラムに印象を記入して掲示致します。
第2部は西牧勝治先生のお話

期 日:2012年7月7日(土) 17時30分 ~ 20時30分
場 所:ビジョンセンター 日本橋
中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル5F℡03-6225-2693

テーマ:疼痛と心療眼科

◆ 特別講演
座長 井上眼科病院 若倉 雅登
「医学的に説明できない疼痛のマネージメント」
東京女子医科大学  神経精神科 
講師  西村 勝治
(別項目で記載します)

以下は清澤の聴講メモです:
medically unexplained symptomes 「医学的に説明できない症候」では用語の混乱をきたしている。

Fanctional somatic syndromeともいう

心因性(psychologic)という言葉も概念はあいまい。
 1978年DSM-Ⅲでは「心因性」は精神科診断から削除された。

身体表現性障害:著しい苦痛を伴う。(詐病は除外する)
 身体性障害(300.81)
 身体化障害 (somatization disorders)昔のヒステリーを想定したものであったが

  口腔内灼熱症候群(burning mouth syndrome: 舌痛症)
  線維筋痛症:原因不明、非炎症性、圧痛点あり。全体の0,3-3%。ストレッサーが有る。湾岸戦争従軍者などにも多かった。

疼痛は
1、進襲性受容性疼痛(nociceptive pain)リウマチ性関節炎などの普通の痛み
2、神経障害性疼痛(neuropathic pain)視床痛、幻肢痛、帯状疱疹後:末梢神経系や痛みの伝導路におけるニューロンの興奮
3、心因性疼痛(psychogenic pain)=これが疼痛性障害

疼痛のメカニズム:痛みを抑える下行性の抑制けいがあり、それにはノルアドレナリン、セロトニン、オピエートか関与する。抗うつ薬(SNRI)duloxetineは疼痛を抑えられる。リリカは線維筋痛症にも有効。

神経障害性疼痛には
第1選択:TCA(注:三環系抗うつ薬「トリプタノール」など),SNRI
第2選択:オピエイト
第3選択:SSRI

線維筋痛症には
第1選択:TCA
第2選択:SNRI、プレガバリン(リリカ)
第3選択:SSRI

線維筋痛症にはこのほか非薬物療法(週二回の運動や、認知行動療法)がある。

疼痛性障害のアセスメント(清澤注:大急ぎのメモですが、患者さんの多くは前医できちんと聞いてもらえなかったと不信を募らせているそうで、これを聞くことが大切だそうです。実際にはカウンセラーか助手の医師に先に聞きとってもらうことになりますか?)
1、痛みの性質、持続、局在は?
2、痛みの軽快因子、増悪因子は?
3、主観的評価
4、本人なりの対処法
5、ADL(日常生活の活動性)やQOL(生活の質)の低下程度
6、今までの治療内容と治療に関する評価
7、心理的側面に対する本人の理解或いは反発
8、周囲の人たちの理解内容

Categorised in: 未分類