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2012年7月3日

3430 わが街の医療最前線 【神経眼科】清澤眼科医院

日刊ゲンダイ7月4日(7月3日発行)の記事に取り上げていただきました。

わが街の医療最前線

第1回【神経眼科】
清澤眼科医院(東京メトロ東西線「南砂駅」徒歩0分)
清澤源弘院長

「眼瞼けいれん」国内屈指の専門家

ボトックス注射で症状が改善

 全国でも珍しい「神経眼科」を得意分野とする診療所だ。地域の一般眼科診療を担うのはもちろん、大学病院レベルの高度な神経眼科診療を行う専門施設として知られる。

 神経眼科が扱う病気は、主に『眼球の動きの障害』と『視神経の障害』。「これらの障害では、脳の疾患や機能異常が関係して起きているケースも少なくない。

 そこで重要になるのが「病院と診療所の連携」。とくに清澤院長は「米国型の病診連携」を念頭に置いているという。

 「米国型とは、連携先の病院にも診療所の医師が自分の診療枠をもっていて、必要であれば脳神経外科など他の診療科の専門医へ患者さんを直接、連れて行き紹介する緊密な連携です。診療所と病院が一体となる質の高い医療が提供できるのです」

 こうした病診連携が可能なのも、清澤院長がいまでも研究者の側面を持ち、教育者として大学病院で後輩育成に力を注いでいるからだ。

 とくに眼球運動の障害のひとつ『眼瞼けいれん』の治療に関しては、日本神経眼科学会の診療ガイドライン作成委員(7名)に名を連ねる指導者的立場。国内でも指折りの専門医にあげられている。

「眼瞼けいれんは、“まぶたがピクピク動く”“まぶたが下がる”“まぶしい”などの症状が出る病気で、『薬剤性』と『原発性』があります。前者は若い世代に多く、抗うつ薬や睡眠薬などの薬の服用が原因です。後者は自然に起きた脳の異常で発症していると考えられています。薬剤性眼瞼けいれんは薬を減らすと改善することがあり、原発性ではボトックス注射が最も有効性の高い治療法といえます」

 ボトックス注射とは、筋肉の緊張を和らげるボトックスという薬を目の周りに片側6カ所ずつ注射していく。登録医のみが薬を扱える治療法で、清澤院長は治療歴20年になるエキスパートだ。

「薬の濃度が高いと副作用が出るので、患者さんに合わせて濃度を変えていきます。その辺のさじ加減、ノウハウはやはり経験が必要です。ただし、あくまでもボトックス注射は、たくさんある治療法のひとつ。大切なのは個々の患者さんに合った最適な治療を行うことです」

 月に140人が適応

 それでもなかなか効果的な治療に巡りあえず、長年の実績を頼って来院する患者が多い。ボトックス注射で症状が改善する適応患者は月間140人(2012年5月値)にのぼるという。

 注射代は保険適用で診察代込み1回1万7000円(3割負担)。薬の効き目は3カ月程度で薄れていくのでふつうは定期的な注射が必要になる。ただ、繰り返すうちに自然に治っていくこともある。

 当院は今年6月末に院内の拡張 工事を終えたばかり。清澤院長は「一般眼科としての守備領域を広げながらさらに神経眼科としての専門性を高めていきたい」と抱負を話している。

(医療ジャーナリスト・亀井隆司)

《データ》
●開業=2005年
●経歴=東北大医学部卒、東京医科歯科大学臨床教授、順天堂大学江東高齢者医療センター非常勤講師、日本眼科学会眼科専門医、日本神経眼科学会理事
●診療科目=眼科一般、神経眼科
●受付時間=9時―12時30分、15時30分―19時
●休診日=水・土曜の午後、日曜、祝祭日
●住所=東京都江東区新砂3―3―53 アルカナール南砂2F
●電話=03・5677・3930
●ホームページ = https://www.kiyosawa.or.jp/
120704日刊ゲンダイ_P12_清澤眼科医院紹介記事

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