お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2012年6月22日

3417 grexitとは

grexit_798528602
ギリシャがユーロを離脱するという可能性は17日(日曜)の総選挙で緊縮予算支持派が勝ち、連立政権成立の目途が立ったとされています。しかし18日(月曜)にはスペイン国債の金利が7%台に急上昇したことから、ヨーロッパの金融界はいまだに安定しない、と言うのが現状とされていました。 そこで、ニューズウイーク日本版で見かけた単語がグレグジット(英語: Grexit)です。
グレグジットとは? (Wikipedia日本語版を参考に纏めてみます。正確な文献などはwikipediaを直接ご覧ください。)

グレグジット(英語: Grexit)とは、「ギリシャのユーロ圏離脱」を意味する造語。英語: “Greece” (グリース)と 英語: “exit”(エグジット)を併せてつくられた混成語で、シティグループのチーフアナリスト、ウィレム・バウター(Willem H. Buiter)とエブラヒム・ラハバリ(Ebrahim Rahbari)が2012年2月6日に発表したレポートで「ギリシャがユーロ圏を離脱し、旧通貨ドラクマを再び使用する可能性がある」ことを指して初めて使用されて以降、マスメディアなどでも使われるようになった。

背景:
2012年5月中旬、長引くギリシャの財政危機の中行われた2012年5月ギリシャ議会総選挙の結果、緊縮財政政策に反対してきた急進左派連合(SYRIZA)が第2党となり与党側が組閣に失敗したことから、ギリシャはユーロ圏をすぐにでも離脱するのではないかという憶測が流れた。

この「ギリシャのユーロ離脱」はグレグジット(Grexit)と呼ばれるようになり、国債市場にも影響を及ぼすようになった。

グレグジットが現実のものとなった場合、ギリシャ経済は非常に不安定な状態となることから、仮にグレグジットを行うとしても「政府の決断が下されてから数時間内」に実行する必要がある。

実施した場合の見通し:
既に、ギリシャがユーロ圏を離脱し通貨が旧ドラクマに戻ることを懸念して、ギリシャ国内の銀行からユーロを引き出し始めている人も少なくない。6月17日の選挙で、緊縮財政に反対する勢力が勝利した場合、それがより大規模な「取り付け騒ぎ」発生の引き金となる可能性があった。ギリシャ当局はパニックが治まるまでの間資金移動を規制することで対応するだろうと予測されている。

万一ユーロに代って新たな通貨が導入された場合、ギリシャのすべての銀行は数日間業務を停止し、ユーロに押印して「新ドラクマ」とするか、あるいは新たな紙幣を印刷しなければならなくなる。

ギリシャ国内経済の悪化:
5月29日、ギリシャ国立銀行(英語版)は、「ユーロ離脱は、ギリシャ国民の生活水準を大きく下げる」と警告した。ユーロ圏を離脱した場合、ギリシャの一人当たり国民所得は55%減少し、新通貨の価値はユーロの65%まで低下し、ギリシャの不況はさらに22%深刻化する。また失業率は現在の22%から34%に悪化し、現在2%のインフレ率は30%に跳ね上がる。

新ドラクマはユーロの半分またはそれ以下の価値にしかならない。これはインフレーションを誘発し、ギリシャの一般的国民の購買力を低下させるもので、同時に国の生産力も落ち、失業率はさらに増加し、輸入製品の価格は天井知らずとなる。

新ドラクマのインフレ率は通貨価値の下落に連動して導入後すぐに40%から50%となると試算される。ドラクマの価値の下落を止める為、金利は30%から40%に上昇され、人々は住宅ローンなどローンの支払いが不可能となることからギリシャ国内の銀行の破たんを避けるために銀行は国有化されるだろうと予測されている。

支払が滞るなどして犯罪が増加すると予見される。

ユーロ圏及び国際経済への影響:
ギリシャが2012年5月下旬に無計画にユーロ離脱をすれば、ユーロ圏の株価は50%急落、緊縮財政と消費の低迷でユーロ圏の企業収益は2割から3割減少する。 欧州が2010年の世界の貿易額に占める割合は25%で、特に中国・アメリカにとって欧州は最大の貿易相手国であることから、欧州が経済不況に陥れば、世界中に波及し、経済成長率は世界中で鈍化する。
ーーーーーーーーー
清澤のコメント:
ギリシャでは10%以上の預金が既に引き出されたと言いますが、日本でもその様な事態が起きることが無いと言い切れるのでしょうか?

その様な場合に個人の預金と法人の預金の扱いは同じなのか?預金封鎖の様な事が行われることが有りうるのか?興味が惹かれる所です。

意外にも、昭和21年に行われた預金封鎖の詳細を知ることのできる記録は多く有りません。

Categorised in: 未分類