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2012年6月7日

3378 光をまぶしく感じる羞明はなぜおこるのでしょうか?

fear
眩しさとは?と言うQ&Aの原稿を江本先生が書いてメールで送ってきてくれました。水曜午後に打ち合わせて調整をします。未だ発表前なので、全文は公表できないのですが、眩しさはグレアとグレア以外の眩しさとに分けて論ずる事が出来るのですね。

「Q&A―神経科学の素朴な疑問
 光をまぶしく感じる羞明はなぜおこるのでしょうか?

羞明 photophobiaは、光が強くて不快に感じたり、見えにくい状態になったりする「まぶしさ」を表現する医学用語である。羞明は正常者においても病的状態においても生じうるものであり、正常者においてはグレアが、病的状態においてはグレアおよびグレア以外の機序が、羞明の原因となる。

羞明が生じるメカニズムには様々な仮説がある。羞明の脳内経路が解明されておらず、現在のところ明確な答えはないが、主として、視覚入力系と、疼痛に関わる三叉神経系の経路が考えられている。

羞明を生じうる疾患は、眼疾患、神経疾患、精神疾患に大別できる。眼疾患では、角膜障害や白内障、眼内炎症等で光が眼内で散乱し、コントラストが悪化して視力が低下する。他に、網脈絡膜疾患、散瞳によるものもある。一方、視路病変を伴わない羞明として、片頭痛や髄膜刺激症状を呈する疾患など、神経疾患に伴うものがある。また、精神疾患患者でも羞明を訴えることは少なくない。

ポジトロンCTによる研究(リンク)では、眼瞼痙攣患者の羞明群と羞明がない群を比較すると、羞明群では視床・中脳背側での糖代謝亢進を認めている。視床は、視覚入力系と三叉神経系が交差する部位である。中脳背側には視覚入出力に関連する上丘等がある。(清澤注:この部分が2010年の我々の新知見!!)

と言うことだそうです。

少し前のこのブログ記事:眩しさを引き起こす疾患(こちらからリンク)もご覧ください
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