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2012年5月13日

3314 八王子の夢美術館のシャノワール展で極初期の映画「月世界旅行」を見てきました。

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月面の眼に宇宙飛行をする人を載せた砲弾が刺さった絵が今日の眼のニュースです。

先日の朝の散歩で見つけたシャノワール展のパンフレット。今日は朝からそれを見に八王子までわざわざ行ってきました。

第一次世界大戦前のフランスをベルエポック(美しき時代)と呼びますが、その当時モンマルトルに開かれた新しいスタイルのキャバレーがシャ・ノワール(黒い猫)です。

そこで上映された20分と10分の影絵から始まって、ドビッシー、ゾラ、ロートレックのころの時代のポスターなどが多数展示されていました。

その最後のコーナーで上映されていたのが、次の「映画」で、これはシャノワールで演じられた影絵から発展したと言われるごく初期の映画で、月世界旅行です。ネタはジュールベルヌの1865年と1870年に発表された2部作で、かなりの社会風刺が込められていて、月という言葉には「精神異常をきたした」と言う様な寓意が託されているようです。

間もなく封切られる映画が「ミッドナイト イン パリ」。この映画も楽しみですね。

八王子は初めて電車から降りてみましたが、きれいで整然とした街でした。学生さんも多く、美術館までの歩道では、地区の各大学の紹介、よさこい踊りや学生プロレスなどの商店街の行事も盛んに行われていました。
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興味深い一文(出典は此処です
、「シャ・ノワール」。ロドルフ・サリスという多芸多才ですが中途半端な男が、「おれたちの文学的な会話のほうが舞台より面白い」と芸術家の気のきいた会話を売り物にする店を出しました。しかし、客が殺到するようになると、それを嫌って、店を売ります。その後に店を開いたのがアリスティド・ブリュアン。全身黒づくめに赤いマフラーの彼は、ブルジョアの紳士淑女を罵倒する芸を確立しました。
 モンマルトルは、まさに大人のためのディズニーランドだったのです。
 

ーーーこの展覧会の概要(引用)ーーー
陶酔のパリ・モンマルトル 1880-1910

「シャ・ノワール《黒猫》」をめぐるキャバレー文化と芸術家たち
LE CHAT NOIR: Entertainment, Art and Culture in Paris 1880-1910
2012.04.06(金)-2012.05.20(日)10:00-19:00

シャ・ノアール
テオフィル=アレクサンドル・スタンラン
高名な「シャ・ノワール」一座近日来演のポスター
1896年 リトグラフ 北海道立帯広美術館蔵

概要「ベル・エポック(良き時代)」と呼ばれ、芸術の都パリが最も華やかで成熟した時代、芸術家の拠点モンマルトルに一軒のキャバレーがオープンしました。19世紀末のことです。店の名は「シャ・ノワール」。黒猫と名付けられたこの店は、芸能・娯楽の新たなスポットとして、またたくまに人気を呼び、多くの人々が集う一大社交場となっていきます。芸術家の関心も高く、作曲家のドビュッシーやサティ、建築家のエッフェル、詩人のヴェルレーヌ、小説家のゾラ、画家のロートレックらが足繁く通い、芸術家と若者たち、刺激を求める上流階級の人々がテーブルを共にしました。
あまたのカフェやキャバレー、ダンスホールで賑わうモンマルトルで、「シャ・ノワール」がひときわ異彩を放ったのには、店主、ロドルフ・サリスの戦略がありました。詩人のエミール・グドーと図り、セーヌ左岸、カルチェ・ラタンで萌芽したカフェの若者文化を、右岸のモンマルトルに流入させて人々の興味を惹きつけたのです。「アンコエラン(支離滅裂な人々)」「フュミスト(冗談好き)」と称する若者たちが繰り広げた反芸術的な活動がそれです。彼らの風刺やユーモアに満ちた行為や作品は、言葉やイメージによる掛け合いからなるもので、20世紀のダダやシュルレアリスム、更にはコンセプチュアル・アートをも先取りするものでした。
本展ではポスター、絵画、版画、出版物、影絵芝居等の豊富な展示物で「ベル・エポック」のパリに花開いた芸術を「キャバレー文化と娯楽」という視点から紹介します

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