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2012年5月2日

3290 内閣府調査では20~50代の4人に1人が自殺考えたそうです

内閣府調査で「20~50代の4人に1人が”自殺考えた”と答えており、2008年に比べて5%も増えている」というのですからこれはまさに大きな問題です。

眼瞼痙攣やドライアイで受診する患者さんにはことのほか鬱状態の人が多いです。ですから、当医院では、そんな雰囲気のある患者さんにはセスディー(CES-D)といううつ病のスクリーニング質問票に答えて戴く様にしています。

そして、必要があれば、当医院に診療枠のある神経内科医や臨床心理士に個室で話を聞いてもらい、実際に紹介状を差し上げたケースはそれほど多くは有りませんが、必要に応じて精神神経科の専門医への受診の手配(予約を取って差し上げます)をするようにしています。

そんな事を考えていましたらこのニュースです。

「若い女性は身体が強健で病死する頻度が低いので、自殺が死因の第一位である。」と言うのはその昔学んだ公衆衛生学の予想問題の意外な正答でありました。

先日の精神科と一般科の医師の勉強会で聞いてきた話であり、実際に精神科の受診を考えたことのある方はご存知でしょうが、精神科の新患予約を取ると言うのは思ったほど簡単ではありません。

初診では長い時間をかけて病歴から聴取しなくてはならないので、眼科の様にふらっと医院の玄関を入ってその日に話を聞いてくれるようなものではない様です。

精神科で話を聞いて、本当に自殺するかもしれないと他者に発言するまでのものであれば、その自殺を防止するために精神病棟に患者さんを措置入院させる場合も有るそうです。

セスディーと言うのはネットでも見られますから気になる方は試してみられるとよいでしょう。(版権保護のためか、使いやすいページは削除されてしまい使いにくいものしか残っていません。
http://utsu.kenkou117navi.com/150/post_25.htmlなど。)但し、此の点数がどうだったからと言ってうつ病が診断できるものではなく、あくまでスクリーニングの手段です。その先は医師にご相談ください。

ーーー記事の引用ーーーーーー
「自殺考えた」4人に1人 20~50代、内閣府調査
身近な人に悩み話し克服

 内閣府は2日、自殺に関する成人の意識調査の結果を公表した。「自殺したいと思ったことがある」と答えた人は23.4%に達し、2008年の前回調査より4.3ポイント上昇した。年齢別にみると、50代以下は4人に1人が自殺を考えた経験を持っており、20代は28.4%と最も多かった。若年層を中心に近年の自殺を取り巻く厳しい現状が浮き彫りになった。

 調査は1月12~29日に全国の成人男女3000人を対象に実施。2017人から回答を得た。

 自殺を考えた経験のある人にどう乗り越えたかを複数回答で聞いたところ「家族や友人、職場の同僚に悩みを聞いてもらった」が最多の38.8%。次いで「趣味や仕事で気を紛らわせるよう努めた」が38.6%だった。身近な人や環境が自殺を思いとどまらせていることが明らかになった。

 身近な人の「うつ病のサイン」に気づいたら、病院へ相談することを勧める人は72.7%に上ったが、自分自身の「うつ病のサイン」に気づいて病院へ行くと思う人は51.2%にとどまった。

 うつになった場合の支障については「家族や友人に迷惑をかける」が67%で最も多く「職場の上司や同僚に迷惑をかける」(24.9%)が続いた。

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