お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2012年3月31日

3197 眼にもよいと言われるウナギですが、その暴騰の現況は?

眼にもよいと言われるウナギですが、その現況は?

義理の母が上京し、うなぎが食べたいと言うので家内が駅前のうなぎ屋さんに行ってみたら、なんと60年以上の営業を廃業するという張り紙がしてあったという話。別のうなぎを売っている店でもびっくりするような高価格だったということで、ちょっと調べてみました。

ーーーニュース(要旨)ーーー
 そこで鰻重
ウナギの価格が、文字通り「うなぎ登り」に高騰している。

 3期連続という過去に例のない稚魚(シラスウナギ)の不漁が原因で、農林水産省は22日、研究者や業界団体の関係者を集め、初の対策会議を開く。

 「客離れが怖い」。 東京都内の水産市場でのウナギの取引価格は1月時点で1キロ・グラム当たり約4200円。 昨年同期の1・7倍。小売価格も急騰中で、1月の東京23区のかば焼きの価格は100グラム当たり970円で、10年前の倍になった。 (2012年3月22日17時38分 読売新聞)
ーーーー引用終了ーーーー
コメント:うなぎの稚魚が取れなくなったのがうなぎの高騰の原因であると言う訳ですね。そこでネットの投稿記事に行きます。但しこれは2012年年初の投書であり、明日からは下記の4月です。

ーーーー某ページへの投書の要旨引用ーーー
鰻重2
国内うなぎ加工工場は淘汰の嵐に巻き込まれると思います。ただ、国内工場だけではなく、鰻専門店、活鰻問屋、養鰻場、インポーター、海外加工場など鰻に関わる全ての関係者が巻き込まれます。3年連続のシラスウナギ不漁で高値になり、全体の消費量が落ち込むわけですから全ての関係者が対象です。  
a9cae058-s(上の記事の図です)
今はまだ鹿児島に残鰻があるし、輸入物もちょっとは来るのでまだいいですが、4月以降は活鰻流通は悲惨な状態になると思います。新仔もまったく期待できないので、5000円/kを遥かに超えていくのではと予想しています。真っ先に淘汰されるのが、専門店と加工場でしょう!  
ーーーーー引用中止ーーーーーーー

コメント2:と言うことは、近所のうなぎ屋さんの廃業は偶然ではなく、仕入価格の高騰と、そこまでの値上げの困難さに因る必然的なものであったということでしょうか?

さて、そもそも鰻の価格と言うものはどうなっているのでしょうか?
生きたうなぎ
ーーーーーうなぎネットの要旨は―――――――――――
うなぎ相場について

うなぎの相場は為替や株のような明確な売買基準はありません。活鰻・加工品は品質とブランドで価格が違い、売主と買主がそれぞれの立場で価格を決めます。よって、うなぎ相場情報に掲載されている単価はあくまでも目安。

活鰻の相場に大きな影響を与えるのはやはりシラスウナギの捕れ具合です。水産総合研究センター養殖研究所(繁殖研究グループ長・田中秀樹氏)が人工孵化から成鰻まで大きくするのに成功しましたが、コストと成功率の問題で当面商業ベースには乗れません。いま消費されているウナギは全て天然のシラスウナギを採捕し養殖したものか、川で捕れた天然ウナギです。つまりシラスウナギが採れなければ、価格は上昇し数量を合わせる為太化(大きい鰻になるまで育てる)します。逆に沢山取れれば価格は降下し細物(小さい鰻)が多く出回ります。

国産活鰻 国産活鰻相場は池揚げ価格を基準に主に南九州(鹿児島・宮崎)と愛知県(三河)で形成されています。
池揚げ価格は養殖組合や大手問屋が養殖業者とのやり取りの中で決めます。消費動向・国内養殖在鰻・加工需要・輸入活鰻・シラスウナギの池入れ状況などを考慮します。

輸入活鰻 輸入活鰻はほとんどが台湾と中国です。
台湾はほとんどが活鰻輸出産地となっており、日本の活鰻需要(専門店や加工メーカー)を台湾輸出業者と輸入商社が推定し駆け引きを行い相場が展開します。 中国活鰻は活鰻輸出業者と加工メーカー納品価格の駆け引きで相場が展開します。

国産加工品 国産加工品は国産活鰻相場からストレートに価格が影響を受けます。国産加工品は活鰻価格・加工賃・材料費が高く、原価が高くなりすぎる傾向にあります。(国内養殖在庫が豊富で品質が安定し安い時期に発注・生産を出来るかがポイントになります。)

輸入加工品 輸入加工品は養殖業者・加工メーカー・輸入商社が日本の消費動向・国内在庫・シラスウナギの採捕状況などの考慮して発注・生産・在庫をして相場が展開していきます。
輸入加工品は発注→加工→搬出→搬入→通関申告許可などを経て流通しているため、産地相場と日本販売価格に時間差があります。また、活鰻と違い冷凍加工品は先を見込んで在庫や空売りをしたりするため先物相場的なところがあります。

 うなぎ相場は”人の心理”による所が大きいため需要と供給で考えると実勢相場からずれることが多々あります。値付けで時勢と違う価格を付けると相場は需要と供給のバランス上で成り立っている為、歪みが生まれ価格はいずれ修正されます。
 上昇している時は、在庫を持っている方は出し惜しみをしたい心理になり、品薄からより相場は上昇します。下げ相場の時は在庫を持っている方は早く出したい心理になり、買い付け側はより下がることを期待し待ちの体制となりより相場は下げます。仮に上げ相場も下げ相場も同じ在庫量だとしても、上げ相場の時の流通在庫は品薄、下げ相場の時の流通在庫は荷余りとなります。
-うなぎネット-

ーーー引用終了ーーーーーー
さて、今年の夏の土用丑の日のうなぎ価格はどうなっていることでしょうか?

追伸:4月9日の週刊ダイヤモンド誌に(12/4/14号) 「街角指標」から日本経済を読み解く、値上がりうなぎかば焼きと値下がり食パンの“謎” と言う記事がでました
鰻と食パン価格この記事はそれに一週間ほど先行していますから、満足です。

Categorised in: 未分類