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2012年3月18日

3157;東京大空襲(NHKスペシャル)を見ました

NHKスペシャルで東京大空襲を見ました。昨年の3月11日の東日本大震災の影響もあって、忘れ去られそうな3月10日の東京大空襲。しかしその前年の昭和19年11月24日から東京の住民を目標とした空襲は行われていた、と言うお話です。

確かに、米軍の軍事施設以外の住宅密集地への空爆は行われてはいたのでしょうが、空襲で家族を失いまた自分も負傷した方々の無念の思いに共感するのにはやぶさかではありませんけれど、今更それを言いつのっても詮無い事とも思われます。

実際に付きあって見ればヨーロッパ人も、またアメリカ人も気さくで思いやりもあって、好ましい人々です。

しかし現在の白人社会を代表するアメリカ合衆国政府が緻密な計略に基づいて日本(およびドイツ・イタリア)を第二次大戦に追い込み、そうすることで自らが得たいと思うものを表面的には得てきました。実際には第二次大戦後、欧米の植民地は順に独立を果たし、連合軍に加わった欧米諸国も植民地での権益は既に失っています。

それでも、欧米の白人キリスト教社会(WASPと呼んでももよいでしょう)が非白人世界を18世紀以来支配し侮蔑してきたという歴史と、現在も無自覚に白人が優位であると信じているという事実はどう言いつくろっても変わることは無いと思います。

この番組ではアメリカ合衆国が怪しからん事をしたと言う文脈で綴っている様に感じましたが、日本の御用放送局である今日のNHKがその辺りをどう考えているのかを聞いてみたいです。そう考えるなら、ここでNHKがアメリカ合衆国の戦略を批判することは自己矛盾にしかならぬのではないでしょうか。

もし自立の道を(さらには復讐の道を)考えるならば、日本は自ら国としての経済力をつけ、米国を見返してやるしかないのではないかと思われます。しかし、ロックフェラーセンターを顰蹙とともに購入したという、失われた20年より前のバブル期の日本ならばともかく、今日日の日本社会にその気概は感じられません。

そういう点で見ますと、日本に対して尊大でもある現在の中国政府は欧米主導の国際政治社会に対してものが言える唯一の存在で有るのかもしれないと思います。

ーーー番組の要点ーーー
1944年11月から、終戦間際にかけて100回以上にわたって執拗に繰り返された「東京大空襲」。最大の被害をもたらした3月10日には、1日で10万人が命を奪われた。しかし、被害の全貌は知られていない。

3月10日以外を記録した映像資料がほとんどなかったためだ。しかし今回、NHKは、44年秋から45年の終戦間際までの間に、陸軍参謀本部の指示で撮影された580枚余りの写真を入手した。写真、そして新たにアメリカ空軍基地で見つかった資料から、アメリカがいかに計画性をもって無差別爆撃を繰り返していたのか、明らかになりつつある。

半年余り続いた東京大空襲で市民たちはどういう被害を受けていたのか、東京の街はどう焼け尽くされていったのか、未公開写真の関係者の証言を交えて描き出す。
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