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2011年12月26日

2927:サイエンス誌の「2011年科学10大発見」だそうです

サイエンス誌の「2011年科学10大発見」
だそうです。日本からのテーマも2つ入っております。一つははやぶさ、もう一つは?そうです、光合成に関与するたんぱく質構造解明です。世界に影響を与えた研究のうちの2つが日本初というのは快挙というべきでしょう。
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「2011年科学10大発見」…サイエンス誌

 ◆サイエンス誌の「2011年科学10大発見」
1 エイズウイルス(HIV)予防薬の臨床試験
2 小惑星探査機「はやぶさ」ミッション成功
3 化石の遺伝情報で人類起源に新知見
4 光合成に関与するたんぱく質構造解明
5 宇宙創成期の組成を示す水素ガス雲
6 ヒト腸内微生物の生息条件解明
7 有望なマラリアのワクチンの開発
8 太陽系の常識を超える天体の発見
9 ゼオライトの製造技術進歩
10 老化細胞を除く抗加齢研究

(2011年12月23日19時45分 読売新聞)

【ワシントン=山田哲朗】の別の記事を見ますと
はやぶさについて、同誌は「驚くべき成功を収めた救出ミッション(作戦)で、運用者は大失敗の瀬戸際から何とか探査機を引き戻した」とし、持ち帰った試料により小惑星や隕石(いんせき)の研究が進んだことを評価した。

 一方、神谷教授らは植物の水分解反応(光合成)で触媒の役割を果たすたんぱく質複合体の構造を解明した。人工光合成の足がかりとなる成果で、同誌は「水を分解して燃料電池で使う水素を作り出すなど、クリーンエネルギー源の開発の鍵を握る」と評価。研究が発展すれば環境問題を解決できると予測する。
と、しています。

もう少し詳しく::————————————–(産経新聞2011.4.18)

大阪市大教授らのグループが酸素発生の根幹部分の構造を解明、人工光合成に道筋
 植物や藻類が光合成で水を分解し酸素を発生させる根幹部分の仕組みを、原子レベルで解明することに、沈建仁(しん・けんじん)・岡山大教授(生化学)と神谷信夫(かみや・のぶお)・大阪市立大教授(構造生物学)のグループが成功し、18日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 同グループによると、同じ化学構造の触媒を人工的に作ることができれば、「人工光合成」として太陽光から電気を効率よく取り出せる可能性が生じるといい、神谷教授は「エネルギー問題を一気に解決する足がかりになれば」と話している。

 光合成のうち、酸素と電子などを発生させる水分解の過程は、葉緑体に含まれるタンパク質複合体で行われていることが判明していたものの、詳しい構造は分かっていなかった。

 神谷教授らによると、タンパク質複合体が水を分解する根幹部分には、マンガン原子4個、カルシウム原子1個、酸素原子5個が歪んだ椅子の形に結合していたという。

 沈教授らが藻類からタンパク質複合体だけを取り出して純度の高い結晶を精製。これを神谷教授らが大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)に持ち込み、構造を解析した。

————————(以上引用終わり)——————–

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