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2011年11月30日

2856 眼に来た心のストレスを癒す心療眼科 日刊ゲンダイの取材記事 10月26日

10月26日 日刊ゲンダイ 心のストレス

心のストレス 日刊ゲンダイの取材記事です。10月26日(クリックで拡大)

ーーーー記事の再録ーーーーー
2011年10月26日 日刊ゲンダイ
『眼科』では分からない 知っていますか?
『いくら検査しても何の異常もないのに、目の調子が悪い』と訴える人は案外多い。そういう人はだいたい『眼精疲労』や『ドライアイ』といったもっともらしい診断を下され的外れな治療を受けるか、医師から『気のせい』などと言われ『うちでは分からないのでよそへいって』と突き放されるかだろう。その結果、症状がますます悪化、眼科を転々としたり、自宅に引きこもってしまうケースが少なくないという。そんな人たちを救う治療として懈怠が集まっているのが『心療眼科』だ。全国でも『井上眼科病院』(東京・御茶ノ水)などが設置を検討中の、聞きなれない診療科目だが、一体どんなことをしてくれるのか?『心療眼科研究会』の世話人で、『清澤眼科医院』(東京・南砂町)院長の清澤源弘に聞いた。『心のストレスが体の病気を起こしたり悪化させることはよく知られていますが、目の不調を訴える人が少なからずいます。逆に目の治療がストレスになり、心の病気を発症させる事もある。心療眼科は眼科学的なやり方だけでなく、精神科的アプローチも加え、それらを治療しようとする比較的新しい領域です』対象となるのは、目や目の周囲に関する訴えがありながら、その症状を説明できる眼科学的な所見がない、あるいは乏しい場合だ。眼科を訪れた30代の女性は、半年前に突然左の視神経炎を発症、大学病院でステロイドを飲み薬で治療し、その量を減らしたところ『たびたび目がかすむようになった』と訴えた。調べてみると左眼の視力と視野がわずかに低下していたものの、特に問題になるレベルではない。脳の損傷も考えられたが、MRI検査などでは異常なし。ただし、3年前からうつ病治療で精神科に通院中だったことがわかった。『この患者さんは子供を希望していたので、精神科や婦人科とも連携し、視野や視力、精神症状などを見守りながら、ステロイドの飲み薬を減らしていくようにしたところ、ステロイドは完全に中止でき、視力・視野も正常に戻りました』眼科医からすると、ありえない異物感を執拗に訴え、何度も手術を要求するという非常に扱いにくい患者さんもいる。『こういう人の中には精神病の診断法で身体表現性障害に分類されるセネストパチー(体感幻覚)と呼ばれる疾患にかかっているケースがあります。例えば、“目の中に虫がいるから取ってくれ”などと主張するタイプです。この病気の存在を知らずに、患者さんとトラブルになる眼科医は少なくありませんが、眼科というより本格的な精神科治療が必要で、精神科医に連絡する必要があります』また、目の治療に対する不安や不満が、逆に心の病気をもたらすこともある。『白内障の手術後に不安や不満を訴え、そこからうつ症状に陥る患者さんがおられます。“白内障の手術を受けたら裸眼でばっちり見えると聞いていたのに、期待はずれだった”“手術でそれまで目立たなかった飛蚊症が気になって仕方ない”“手術が目がしょぼしょぼしてまぶしい”などです。なかには、こうした症状が原因で、休職や早期退社するうつ病になることもあります。そのため治療には精神科的アプローチが必要になるケースもあるのです』仕事や加齢による体力減退で、精神的ストレスがたまりやすい中高年は、それが原因で目に不調が出ることを知っておくことだ。
ーー引用終了ーー

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