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2011年11月30日

2851 外来受診の窓口負担「反対多い」で廃案

imagesCAJ4LYXU今回の医療費改定の大きな焦点で有った「外来受診の窓口負担の徴収」は見送られることになったようです。

この制度は、「医療費が高額になった場合に中低所得者の負担を軽減するための財源確保策」ということになっていましたが、その本当の目的は受診抑制を介した総医療費の圧縮で有ったのでしょう。

一銭でも自分が払う医療費が増えるのは嫌だという受診者サイドのエゴと、患者が減っては大変という医療者側の利益が一致した結果、総医療費が大きすぎるという官僚サイドの良識論に勝ったという構図ではないでしょうか?

ーーー記事の引用ーーーー

外来受診の窓口負担「反対多い」 民主党作業チーム報告

 外来受診のたびに患者が100円を窓口負担に上乗せして払う「受診時定額負担」の導入案について、民主党厚生労働部門会議の検討チームは29日、「反対意見が多かった」とする報告書をまとめた。近く民主党の「税と社会保障の一体改革調査会」に報告する。党内には一部、導入論が残るものの、実現は難しい情勢になっている。

 政権が6月に大枠をまとめた一体改革では、医療費が高額になった場合に中低所得者の負担を軽減するための財源確保策として、受診時定額負担が提案され、厚生労働省が具体策を検討してきた。しかし、民主党の検討チームでは「患者が患者を支えるのはおかしい」といった異論や、保険料の引き上げで対応すべきだとの意見が続出。報告書には、定額負担に否定的な意見が大勢だったと明記された。

 一方、高額医療費の負担軽減の財源については、消費税の増税分を活用する案も盛り込まれたが、一体改革では、増税分の使途は総枠が決められており、実現は困難だ。このため、負担軽減の対象や規模を縮小して、必要な財源を減らす方向性も盛り込まれた。ただ、財源問題については議論が深まらず、今後の政権内の検討に委ねられることとなった。何らかの財源が確保できない場合は、高額医療費の負担軽減も見送られる可能性がある。(小林豪)

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