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2011年11月25日

2837 眼瞼痙攣に対して著効を奏した抑肝散か粒の使用経験:と言う論文ご紹介

眼瞼痙攣に対して著効を奏した抑肝散か粒の使用経験:と言う論文です。

整理番号:02A0236618
和文標題:眼瞼痙攣に対して著効を奏した抑肝散顆粒の使用経験

英文標題:Peroral yokukansan, a Chinese medicine, was effective for blepharospasm.

著者名:鬼怒川雄久, 杉田祐子 (眼科鬼怒川医院), 佐藤公光子 (岩切中央眼科)

資料名:臨床眼科 JST資料番号:Z0515B ISSN:0370-5579
巻号ページ(発行年月日):Vol.56, No.2, Page183-190 (2002.02.15) 写図表参:表2, 参8
資料種別:逐次刊行物(A) 記事区分:短報(a2)
発行国:日本(JPN) 言語:日本語(JA)

抄録:原因不明の眼瞼痙攣47症例に対し抑肝散を内服させた。抑肝散は漢方薬で,神経症・不眠・更年期障害に有効とされている。男性14名,女性33名であり,開瞼困難などの症状はすべて軽症で,角膜障害はなかった。抑肝散の投与量は40名に対しては7.5gを1日3回,7名に対しては5gを1日2回とした。連続投与3-7日で自覚症状が45例で改善した。随伴症状としての不眠と神経症も同時に改善した。副作用として軽度の食欲不振が3例に起こった。全症例中26例が40歳以上の女性であり,眼瞼痙攣と更年期障害との関連が推定された。以上から,原因不明の軽度の眼瞼痙攣に抑肝散の内服投与が有効であると結論した。

分類コード:GP03000U (617.71/.78)
シソーラス用語:眼瞼, *痙攣, 漢方製剤, 副作用, 更年期障害, 経口投与, 薬物療法, ヒト
準シソーラス用語:JCME, 抑肝散
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漢方と言っても、一回分で分包され袋に入った国民健康保険採用の散剤です。

論文としてはそんなに難しい内容のものではありませんが、「抑肝散を眼瞼痙攣に使う」という発想の論文はこれだけのようです。私は抑肝散そのものではなくて、抑感肝散加陳皮半夏を薬剤性ではなく原発性の眼瞼痙攣の症例に限って、患者さんによっては使って見ています。

抑感肝散加陳皮半夏を2週間くらい使った後で、その患者さんに聞くとさらに続けたいという患者さんも少なくは有りません。

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