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2011年11月17日

2814 「医師の9割が漢方薬を処方」という記事が出ていました。

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 西洋医学の薬剤は効果がシャープでその使用理由がはっきりと説明できる半面、副作用が有ったり価格がやけに高かったりするものもあります。それに対して、漢方の製剤は効き目もファジーですが、はっきりした副作用も少ないという利点があります。

 眼瞼痙攣の治療には西洋薬のリボトリールやアーテンを使いますが、眼瞼痙攣の中のある種のもので、神経症を適応とすることが適切と考えられる症例に対して、私も抑肝散加陳皮半夏(注1)を使って見ておりますが、それを続けてみたいという反応を示す患者さんも少なくありません。

 そんな折、ネットサーフをしておりましたらそのような状況を説明する記事が出ておりました。漢方の薬剤を使う医師が増えているという記事が出ていました。
ーーー記事の引用ーーーーーー

医師の9割が漢方薬を処方、第1選択薬も3年前から増加、
日漢協調査2011/11/16(水) No.M022418.

日本漢方生薬製剤協会(日漢協)が14日発表した漢方薬処方実態調査によると、漢方薬を現在処方している医師は89%に上り、3年前の前回調査に比べ5・5ポイント上昇した。漢方薬を第1選択薬にする場合があると答えた割合も6・3ポイント増の59%に拡大した。同日の会見で芳井順一会長(ツムラ社長)は「(効果の)エビデンスがどんどん明確になっていることが、処方上昇の要因ではないか」と分析した。

前回と同じ調査会社に委託して8月30日~9月5日にインターネットで全国の医師を対象に実施。有効回答数は627だった。医師に対する処方実態調査は今回が2回目。

漢方薬を現在処方している医師558人からの理由(複数回答)は「西洋薬治療で効果がなかった症例で漢方薬治療により効果が認められた」が第1位で57%。一方、処方しない医師の最大の理由は「使い方が難しい」だった。芳井会長は、医師に説明する際の用語が難しい点を挙げ、情報提供や宣伝のあり方を改善する必要性を示した。

漢方薬を処方する疾患・症状の第1位はこむらがえり(44・1%)で、前回の3位から上昇。1位だった急性上気道炎(かぜ)は2位となった。上昇が目立ったのは認知症および周辺症状で、16位から8位に上昇した。月経不順・月経困難症、腰痛、頭痛、逆流性食道炎も処方が急伸した。

医療用漢方薬の国内市場ではツムラが84%前後のシェアを握る。ツムラは過去3年間、販売数量が年間平均で8~9%伸びた。ただ東日本大震災による工場被災で供給支障が生じ、現在は4%くらいの伸びになっているという。

芳井会長は漢方薬の平均薬価が後発医薬品よりも低いことから、処方拡大は「薬剤費を下げる手段になる」と指摘し、日漢協として訴求していく方針も示した。

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関連しそうな文献では、抑肝散の最新研究 眼瞼痙攣に著効した抑肝散の使用経験 鬼怒川雄久 というものが有ります。
http://jdream2.jst.go.jp/jdream/action/JD71001Disp?APP=jdream&action=reflink&origin=JGLOBAL&versiono=1.0&lang-japanese&db=JMEDPlus&doc=10A0556391&fulllink=no&md5=0f66f033c1bcf51cdc87fdb9d77efa96

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