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2011年11月13日

2798 付加価値眼内レンズ~どのように使ったらよいか~備忘録

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2798 付加価値眼内レンズ~どのように使ったらよいか~ (清澤の備忘録です。)

徳島市の藤田善史先生の講演を伺いました。話は比較的シンプルです
特殊レンズは以下の4区分で、その長所と短所は以下の通り。

1)着色レンズ
これは標準的になってきている。青く見えるのを防ぎ、年齢相当の黄色みがかった色を見せる。

2)非球面眼内レンズ
角膜の球面収差は角膜トポグラフィーで調べると正の値であるから、負の収差を持つレンズが選ばれる。瞳孔の大きい例では画像のぼけは強くでるから、特にこのレンズがよい。

3)トーリック眼内レンズ
乱視に対して術後の遠用眼鏡の必要性を減ずる効果がある。マークを弱主径線に置き、アルコンのホームページの計算に入力して使うレンズを選ぶ。トポグラフィーで見て正乱視で1D以上の患者を対象に選ぶ。このレンズは保険収載であるが、仕入価格は高いから、使うならその差額は医院の持ち出しとなる。 

4)多焦点眼内レンズ
自由診療か先進医療と言うことになる。回析型の方が優勢。IQレストア(+3Dと+4D)内視テクニス(AMO)が有るらしい。対象は、白内障以外に眼疾患がない人で、角膜乱視は少ない人。対眼に調節力が残っている若い人の片眼も対象になり得る。コントラスト感度は正常下限に劣化する。グレア(電球の周りに星状にひかりが広がる)やハロー(月に笠がかかる様な感じ)が、残ることを覚悟して。

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清澤のコメント:私が近隣で手術していただく病院等では(1)から(2)までが必要に応じて使われています。(3)は場合によって。
今まではネットなどで調べてきて「多焦点眼内レンズは?」という患者さんでにも、「自分が手術を頼んでいる範囲の公的な病院群には未だそれを入れるところは無いし、眼鏡なしで遠くも近くも見えると言うけれど、遠くも近くもどちらもくっきりは見えないそうですよ。」ということで済ませてきましたが、今後は患者さんが特に望むのであれば、自由診療か先進医療ででも入れて下さる所を照会先のレパートリーに入れて置くべき時代に入って来たと考えて置くべきかもしれません。

今日の印象に残ったビジョンケアセミナー2011の講演はまずこれから。

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