お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2011年11月9日

2790 今週、RSウイルス感染症が増加しているそうです

250px-Respiratory_Syncytial_Virus_(RSV)_EM_PHIL_2175_lores
RSウイルス感染症(Respiratory syncytial virus infection)の患者数が増え続け、この冬の大流行が現実になりつつあるそうです。この感染症では下痢やおう吐はなさそうですので、眼科医院内での感染の可能性は比較的限定されたものになろうかとは思いますが、院内での患者間の感染にも注意が必要でしょう。

眼の症状は記載されてはいませんが、「保護者や現場の医療従事者が、小児より重症になることもある」と言う部分と「眼及び鼻粘膜からも感染し、通常のマスクでは効果はない」と言う部分が気になります。

(ところで別件ですが、最近、流行性角結膜炎の患者さんも多少出ています。)

24773一番上の途中で終わっている赤線が今年の患者数です

ーー記事の引用ーー
史上最多の患者報告数を更新―RSウイルス感染症 大流行の恐れ―
2011/11/09(水) No.M022309
全国約3,000の小児科定点医療機関から報告されるRSウイルス感染症(Respiratory syncytial virus infection)の患者数が増え続けている。2011年の第42週(10月17日~23日)時点ですでに1,800例に迫り1)、この冬の大流行が現実になりつつある。
.RSウイルス感染症は、病原体であるRSウイルスに感染することで発症する呼吸器感染症である。年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を繰り返し、特に乳幼児の場合は生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が感染するとされ、細気管支炎や肺炎など下気道の炎症を中心とした重篤な症状を引き起こす。

例年、RSウイルス感染症の患者報告数は夏期に少なく、冬期にピークを迎える。しかし、2011年は夏ごろから例年を大きく上回るペースで増加し続け、2004年以降の同時期の報告数としては史上最多であり、現在こうした状況が第16週以降継続している(図)。第42週の都道府県別の報告数をみると、大阪府(130)、東京都(128)、愛知県(95)、北海道(90)、埼玉県(82)、福岡県(75)となっている。

RSウイルス感染症は、乳幼児にとっては重症化すれば生命を奪われかねない、臨床的および公衆衛生的にきわめて重要な感染症である。今冬の大流行に備え、よりいっそうの注意が求められる。

出典:
1)IDWR(Infectious Diseases Weekly Report Japan)2011年第42週(10月17日~23日):通巻第13巻 第42号.

(ケアネット 呉 晨)
ーーWikipedia抜粋ーー
RSウイルス出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
RSウイルスの電子顕微鏡像

RSウイルス(英: respiratory syncytial virus)は、パラミクソウイルス科に属するRNAウイルスの一種。

環境中では比較的弱いウイルスで、凍結からの融解、55℃以上の加熱、界面活性剤、エーテル、次亜塩素酸ナトリウムをふくむ塩素系消毒薬などなどで速やかに不活化される。

臨床像:気管支炎や肺炎の原因となる。免疫不全の有る場合や乳幼児は気管支炎・肺炎などの重症になる場合もある。

日本では、11月から1月にかけての流行が多く報告される。乳幼児の肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%を占めるとの報告がある。1歳までに50~70%以上の新生児が罹患し、その1/3が下気道疾患を起こすと報告されていて、3歳までに全ての小児が抗体を獲得する。くり返し感染しながら徐々に免疫を獲得する。

生後4週未満では、突然死(乳幼児突然死症候群)につながる無呼吸が起きやすいことも報告されており、注意が必要。

感染力は強く、飛沫と接触感染の両方で感染し、発症前にも、周囲の人を感染させる。小児は症状が消えてから1~3週間後も感染力を失わない。しかし、医療現場での厳重な手洗いは感染率を低下させる。眼及び鼻粘膜からも感染すると考えられていて、通常の鼻と口を覆うマスクでは効果はないとされている。

病原体診断は呼吸器分泌物より、PCR法による遺伝子検出か免疫クロマト法などによりウイルス抗原を検出する。

看護する保護者や現場の医療従事者が、気管支炎やインフルエンザ様症状をおこし、多量のウイルスに曝されるため、小児より重症になることもある

2~5日の潜伏期の後、39℃程度の発熱、鼻水、咳など
通常1~2週間で軽快
呼吸困難等のために0.5~2%で入院が必要

治療 [編集]対症療法が主体となるが以下の分子標的治療薬の一つで抗ウイルス薬がある。
ーーー部分引用終了ーーー

Categorised in: 未分類