お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2011年11月6日

2784 平成23年度保険医療講習会の備忘録

演題1
山崎芳夫先生(日大練馬光が丘病院)の話の概要

緑内障とOCT
ーーーーー

Ⅰ、緑内障診療とOCT
緑内障は病態から解放宮各緑内障と閉塞隅角緑内障とに大別され、その診断の中心となる検査法は眼底検査と隅角検査に分けられる。

Ⅰ、OCTの登場
1990年に山形大学の丹野直弘らに依り世界で初めて提唱。
その翌年米国グループがその画像化。
1994年に人眼球の全眼部画像、
1995年に人網膜の断層像。

Ⅱ、実用機
1996年に後眼部の観察を目的とする実用機。
2005年に前眼部の観察を目的とする実用機。

Ⅲ、前眼部OCTを用いると隅角の状態の評価が数値として可能、形態もレンズをまわさないで見たように画像にできる。

Ⅳ、緑内障眼底の評価
1)乳頭の立体形状
2)線維層厚の評価:クロック表示
3)網膜神経線維層から網膜神経節細胞層と内網状層までの厚みである神経節細胞複合体(ganglion cell complex:GCC)厚の評価

Ⅴ、OCTを用いた緑内障の長期管理
ーーーーー
清澤の感想
1)全眼部型のOCTが良いと言うお話を前回の日眼の時に使っている先生から聞いていましたが、バンへリック分類を書くだけでも良いものか、この機械を入れて評価する方向に行くべきか?今すぐ購入の意図は無いのですが、私は今少し迷っています。

2)比較的早くOCTを導入したので、カップやティルト程度しか実際には見られておりません。より深い意味での評価、特にこの機械ならではの神経線維層の厚みの評価とその経時的評価をどう臨床に取り入れてゆくかが今後の課題です。

3)GCCという言葉が最近よく聞かれます。半盲の眼底OCTを詳しく分析すると両眼の視野に対応したGCC厚の変化が見えるということを前回に藤本先生から伺いました。これにはシラスが必要なのかもしれませんけれど。

演題2
保険診療の基本 という黒田裕介先生のお話

保険契約にしたがって行う。説明義務、治療義務、説明義務を果たしたことをカルテに残す。

保険医療の禁止事項
1、無診察治療の禁止
2、特殊療法等の禁止
3、健康診断の禁止
4、濃厚(過剰)診療の禁止
5、特定薬局への誘導の禁止

傷病名:レセプト病名はいけません。症状症記の勧め
いわゆる「自動算定」もいけません
検査画像診断:ココの症状に応じて必要最小限の回数で。算定要件のあるものに注意
自己診療と自家診療:自己診療(自分で自分に処方する)は不可、自家診療は医師国保では不可です。

被保険者(患者)からレセプト開示が請求がなされる場合には原則開示されます。レセプト病名等の記載が有ると、それを見て誤解や不信感を増す場合が有りますので、そのような事も考えてカルテ記載やレセプト記載には注意をする様に。ーーー

演題3 保険に関する濱崎先生のお話QアンドA
1、本人が重体で家人が来たときは?
⇒カルテに家人に聞いた来られない現状を記載して、再診料と処方料を請求。これは禁じられている所の無診察処方ではない。

2、往診先で必要な用具が生じ、それを持って同日に再診した。
⇒再診も往診も一回の扱いとなる

3、睫毛抜去(少数)とブジーの平施
⇒確かに処置を複数の場合には加算するのだが、上のケースだけ例外的に加算しないことになっているとのこと

4、シャープペンの芯が瞼の中に刺さっていて、それを切除して取ったら?
⇒創傷処置で請求するのみ

5、小学生での眼底の回数は?毎月では否認される?
⇒あくまで必要な時にと言うのが見解都の答え。明確な規定がない場合、何事も何カ月に一回とか、月に何回で判断することになっているわけではなくあくまで必要な時に行うということですと。

今日の備忘録はこの辺で

Categorised in: 未分類