お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2011年10月28日

2743 「最新事情:新デザインの遠近両用コンタクトレンズの特徴と老視矯正のコツ」というお話

20110314_2078851
今晩は7時の診療終了後に駆けつけて、葛南地区眼科勉強会で「最新事情:新デザインの遠近両用コンタクトレンズの特徴と老視矯正のコツ」というお話をチバビジョンセールストレーニングマネージャー 佐々卓也さんに伺ってきました。

 今まで気が付かなかったのですが若年者には2週間物を使う患者さんが多く、30歳以上では一日使い捨てを使う人が増えるのだそうです。最近はシリコーンハイドロゲルで中心部に近用を配した同心円・同時視型デザイン(エアオプティクス遠近両用、2週間)が出ているそうです。この同時視型を適応しやすいのはソフトコンタクト既装用者、初めて遠近両用を用いる人、老視は軽度の人。

 遠方自覚屈折値を決めて、次に加入度はLow経度(~+1D)とMed中等度(~+2D)が有るが、測定加入度や年齢に関らずまずLowからトライアルを始める。このほか一日物のディリーズプログレッシブもある。

 遠近両用コンタクトには適応しやすい患者というものが有る。それはソフトコンタクトの経験者で老視は経度、全乱視1D以下で、遠近両用コンタクト装用意欲が有り、老眼鏡に抵抗感が有る人、という条件を満たす患者さんだそうです。

 この話を伺って、私も勉強会世話人の百瀬先生(浦安市)のおっしゃる通り、遠近両用レンズの処方をもう少し積極的に試してみようという気分になりました。
 
 会の後の情報交換会では、3年がかりで出版に漕ぎ着けた「神経眼科臨床の為に 第3版」(私が3版の作成の仕掛け人です)を参加者の先生方に紹介させていただきました。

 情報交換会では、大企業チバガイギーの眼科部門であるチバビジョン社が、眼科の巨人であるアルコン社と統合されて、眼科部門における勢力を一層強めようと言う強い意気込みを感じました。従来の国内コンタクトレンズ市場でのマジョリティーを占めてきたジョンソンエンドジョンソンとのコンタクトレンズ販売市場での競争は激化しそうな情勢とも感じました。

Categorised in: 未分類