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2011年10月12日

2692 金塊210キロを床下に隠したのですと

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7億円脱税容疑で会社役員逮捕=相続した金塊隠す―長野地検:という記事が出ていました。それも私の故郷長野県の話です。
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私の感想、まず、
1)父親の年収が補足されていたら、それがほとんど残余しなかったと言っても税務署が見逃すはずもなく、「所詮この財産隠しは無理」という評価があちこちに有ります。

2)2007年から現在までの金の暴騰はすさまじかったのでは?と思ってみましたが、2007年で金は2400円程度(210キロは当時で5億程度)、それが現在は約2倍。円高でドル建て金価格は3倍だが円建てでは2倍です。ですからこの重加算税はこの間の値上がりでほぼ払えるかもしれない。そもそも18億円もの相続でも7億の相続税で済むものなのか?と感じました。

3)61歳のこの社長の失った最も大きなものは社会的な信用。沢山の相続税を取られたと愚痴っていれば地方のお大尽で済んだものを。これで老母や子供達まで後ろ指を指されてしまうでしょう。親族もお気の毒。まして、従業員は経営者のおかげで胸を張って町を歩くこともできない。増してお気の毒。

4)この相続の絵を描いたのはおそらく亡くなった父親だったのではなかろうか?子孫にお金を残すのも良いけれど、これでは仇となってしまっています。
既に隠されていた金塊や現金を敢えて申告出する平常心というか、常識というか、勇気が無かったのがこの社長の限界だったのかも。これで実刑でも食らったら、後悔してもしきれないでしょう。

5)今日の教訓は「正直が一生の宝」
正直に生きていけば、途中損をしたり、騙(だま)されたり馬鹿を見ることも多いのかもしれません。

でも、長い目で見たとき、結局人というのは、正直に・実直に生きてきた者を選ぶことになりますし、信用を勝ち得ていくことになる筈です。

ですから、「正直は一生の宝」とか「正直の頭(こうべ)に神宿る」ということわざまであるのです。

嘘をついてでも要領よく生きていく生き方に流されていくのではなく、途中苦しくて挫折しそうになっても、それでも真っ直ぐに正直に生きていく強い信念を持ち続けていくことが大事なのです。

そうしていきますと、「正直の儲けは身につく」という言葉の意味が必ず分かる日が来るはずです。

そして真の人生の勝利者になっていく生き方が素敵だと思いませんか・・・(松戸市蓮行寺のページ 心のものさしから)

ですから「社会貢献」という言葉が大事なのですね。

ーー記事の引用ーーーーーー
(概要)
 長野地検は13日、相続税約7億4770万円を脱税したとして、相続税法違反(脱税)の疑いで、長野県岡谷市の会社役員、Y容疑者(61)を逮捕、同市内の自宅などを家宅捜索した。
 逮捕容疑は平成19年4月に86歳で死亡した父親の財産総額約19億4千万円を母親らと共同相続した際、約18億3千万円を除外して虚偽申告し、相続税約7億4770万円を脱税した疑い。長野地検は認否を明らかにしていない。
 地検によると、父親は株式投資や不動産賃貸などで蓄財したという。Y容疑者は長男で、20年2月の税務申告時に母親らほかの相続人の相続分についても代理で申告していた。
 21年の関東信越国税局の税務調査で脱税容疑が浮上し、長野地検が捜査していた。
【産経新聞9月14日】
 
(解説)
 しかし、間抜けだね、この容疑者は。こんなにゴツイ脱税がばれないと思っていたのかね。
 
 死亡した父親は会社経営や株式投資、不動産賃貸などで蓄財していたとのことだ。当然、そのような人が亡くなった場合、過去の法人・個人の申告等の資料により、それなりの相続財産になると国税は想定しているわけだ。
 
 財産総額約19億4千万円もあるのに、約18億3千万円を除外して1億1千万円として申告するなんて無謀すぎる。そんな申告書を提出すれば、当然、国税は疑う。信じるはずがない。徹底的に税務調査してやろうということになる。
 
 まぁ、理解できないね、この容疑者のことは。
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