お問い合わせ

03-5677-3930初診受付

ブログ

2011年10月9日

2682 日本眼科医療機器の生産と販売の概要:協会の年次レポートから

image_cataract_01
眼科臨床眼科学会の眼科器械展示の会場で表記の印刷物が渡されました。普段は開いても見ないのですが、ちょっと拾い読みをしてみてびっくり。

清澤のコメント:下記の統計を見ますと、日本の眼科検査器械は急速に国際競争力を失って、外国からの輸入品に席巻されてしまった現状が見てとれます。眼科医が高い外国製の器械ばかりを使い、国産品が競争力を失うと言った産業の空洞化が此処にも見えるようです。輸出34億に対して輸入の和は563億とは。(生産輸入合計は588億円)
それにしても、輸入のOCTが1600万とかというのはいかにも高すぎる。きれいな画像が撮れるのは結構だが、医療費の支払いがそれに追いついて行かないならば、開業医での導入は無理。その様な器械を現在買えるのは大学病院など収支の均衡が求められない予算性の所だけ。それさえも、大学病院や公立病院では収支の均衡が求められる訳だから、今後もその様な野放図な購入が続くとは考えにくい。
 保険収入の中で、原価償却ができない値段であれば、その産業に明日はないのではなかろうか?
ーーーーーーーーーーーーーー

眼科医療機器生産輸入自主統計

眼科医療機器の生産輸入は2010年実績総計は588億、2006年と比較すると伸長率117.2%であった。構成比では眼科治療用機械装置28.5%、眼底検査器械18.2%、レーザー手術装置8.5%。眼底検査機器だけが2010年は対2006年比で7.8倍と急伸していて、OCT(OCT, 2DOCT、前眼部OCT)が増えたという

薬事工業生産動態統計:
我が国の医療機器生産金額は1兆6924億(2008年)。中でも「眼科用品および関連製品」の国内生産額は563億(2009年)で伸長率は2007年の77.5%。眼科用品および関連製品の医療機器生産金額全体に占める割合は3.6%のみ。

医療機器輸出金額は4751億(2009年)で2005年の127.1%、しかし眼科用品および関連製品の輸出は34億で2005年の58.2%まで激減。医療機器輸入金額は1兆749億円。2005年に比べ106.2%の伸長。医療機器輸入金額の13.9%を占める。このように業界は輸入依存の傾向が強い

このデータは此処で見られます。

Categorised in: 未分類