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2011年10月4日

2665 世界最高の“眼” 7000万年光年離れた銀河を撮影(10/04 11:57)

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世界最高の“眼”が7000万年光年離れた銀河を撮影(10/04 11:57)

 世界最高の「眼」が、7000万光年の彼方の銀河をとらえました。

 七色に光り輝く幻想的な世界。チリの高地で観測を始めた世界最高性能の電波望遠鏡「アルマ」が、地球から7000万光年離れたアンテナ銀河の撮影に成功しました。このプロジェクトには、日本の国立天文台を含む20の国と地域が参加しています。現在はパラボラアンテナ16台で観測されていますが、すでに従来のハッブル望遠鏡の約10倍の性能を誇ります。2013年の完成時には66台が稼働し、本格的に運用される予定です。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2832524/7868670
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追記:
示されたAntennae Galaxies 、NGC 4038/NGC4039)はからす座にある銀河の対である。NGC4038及びNGC4039という二つの銀河が衝突しており、互いに潮汐力を及ぼし合うことで2本の長い腕状の構造が伸びているのが特徴である。日本語ではアンテナ銀河とも呼ばれる。この二つの銀河は共に1785年にウィリアム・ハーシェルによって発見された。
この画像はアルマの初期試験観測期間中に得られた観測結果とNASA /ESAのハッブル宇宙望遠鏡の可視光での観測結果を組み合わせたもの。

ハッブル宇宙望遠鏡で観測された可視光(画像内の主に青色部分)は、銀河内で誕生したばかりの新しい星を写し出していますが、アルマ望遠鏡は新たな星の材料となる高濃度の低温ガスの雲といった可視光の波長では見えないものを見せてくれます。アルマ望遠鏡の観測結果(画像内の赤色、ピンク色、黄色の部分)は、可視光では見えない雲(新たな星の形成領域)に存在する一酸化炭素分子を検出できるように、ミリ波とサブミリ波帯の特定の周波数を観測して得られたもの。

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追記2:アルマ望遠鏡(解説のページへ)(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array =『ALMA』)は、南米のチリ共和国北部にある、アタカマ砂漠の標高約5000メートルの高原に建設されます。アタカマ砂漠は年間降水量が100ミリ以下でほぼ年中晴天なこと、さらに標高が高いため水蒸気による電波吸収の影響を受けにくいことなどから、比較的短い波長(高い周波数)の電波でも観測可能で、アルマ望遠鏡の観測波長域となるサブミリ波もとらえることができます。また、土地も広く平坦なため、たくさんの望遠鏡の建設に適しています。

アルマ望遠鏡は、パラボラアンテナ66台を組み合わせる干渉計方式の巨大電波望遠鏡です。直径12メートルのアンテナを50台組み合わせるアンテナ群と、直径12メートルのアンテナ4台と直径7メートルアンテナ12台からなる「アタカマコンパクトアレイ (ACA)」で構成されています。

アンテナは全て移動可能なタイプです。アンテナを動かして、それらの間隔を最大18.5キロメートルまで広げることで、直径18.5キロメートルの電波望遠鏡に相当する空間分解能(=視力)を得ることができ、ミリ波・サブミリ波領域では世界最高の感度と分解能を備えた望遠鏡となります。

略称の「アルマ(ALMA)」は、チリの公用語となっているスペイン語で「たましい」を意味します。

清澤のコメント:私は小学生のころ、野尻抱影と言う人の『宇宙のなぞ』(偕成社 1956年)と言う本を読んで育ちました。今でも大事な本です。こういう物を作って行くと言うのも夢のあるお仕事ですね。

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