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2011年10月1日

2655 「マジックマッシュルーム」を摂取させると性格が変化し影響は1年も続くというお話

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性格を構成する5つの主要素は、開放性、外向性、神経症的傾向、同調性、誠実性だそうで、これらの要素はさまざまな文化に共通で血縁によっても継承され、個人の一生の間には普通は変化しないとされている。幻覚作用のあるサイロシビンを含むきのこ類「マジックマッシュルーム」を摂取させると、このうち開放性の部分が変化して、その影響は1年も続くのだという論文が出たらしい。このニュースを、向精神薬はいったん摂取すると人の性格まで変えてしまう危険なものだとだけとらえるのか、それとも性格まで変えられる薬剤が有ると積極的にとらえるのがよいのか?考えるところです。

 ジョンス・ホプキンス大学は米国東部メリーランド州ボルチモアにある超有名な大学です。(これが今日の眼のニュースです)
ーーーー記事の引用ーーーーー
Buzzurl 9月29日(ブルームバーグ):
 幻覚作用のあるサイロシビンを含むきのこ類「マジックマッシュルーム」を食べると感情的に自分を受け入れやすくなったり、美しいものへの感受性が高まり、こうした作用は一時的なものにとどまらず、恒常的な性格の変化をもたらす。ジョン・ホプキンス大学の研究が示した。

  マジックマッシュルームの摂取で神秘的な体験をした人は、性格の中で「開放性」に相当する特徴が強まる傾向にある。開放性は創造力や芸術に対する審美眼、好奇心などと関連しているという。ジャーナル・オブ・サイコファーマコロジー誌に発表された研究によると、性格の変化は1年後も続いており、影響が恒常的であることが示唆された。

  論文を執筆したジョン・ホプキンス医大のローランド・グリフィス教授(精神医学・行動科学)は「驚異的なのはサイロシビンの作用により、自分自身や環境に対する受け止め方が変わるような体験が可能になることだ」として、「これは前例がない」と話した。

  「シュルームズ」とも呼ばれるマジックマッシュルームは南米とメキシコ、米国の熱帯・亜熱帯地域が原産の幻覚誘発物質。日本では麻薬原料植物に指定されており、麻薬及び向精神薬取締法により、マジックマッシュルームの輸入、輸出、栽培、譲り渡し、所持、施用、広告という行為はすべて違法となる。

  開放性は性格を構成する5つの主要素の1つ。これらの要素はさまざまな文化に共通で血縁によって継承され、個人の一生の間には変化しないとされている。他の4つは外向性、神経症的傾向、同調性、誠実性。この4つにはマジックマッシュルームによる変化はなかった。研究者らによると、今回の結果は薬物による短期的な干渉が恒常的な性格の変化をもたらすことを示した最初のものだという。

  研究では平均年齢46歳の51人が1回8時間の薬物セッションを2-5回、少なくとも3週間の間隔をあけて繰り返した。アイマスクをつけて長いすに横になり、ヘッドフォーンで音楽を聞きながら内的体験に集中することを求められた。研究の開始時に性格を診断し、その後各セッションの1カ月後と2カ月後、最終セッションの約1年後に再診断した。

  被験者のうち30人が、一連の心理的目安によって定義された「神秘的体験」をした。これらの被験者の性格診断では開放性を示す数値が上昇したが、残りの被験者には変化がなかった。

記事に関する記者への問い合わせ先:Elizabeth Lopatto in New York at

elopatto@bloomberg.net.

記事に関するエディターへの問い合わせ先:Reg Gale at rgale5@bloomberg.net

更新日時: 2011/09/29 23:17 JST
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